WeROCK 105 付録CDインタヴュー集〜アンジェ 編

WeROCK 105の付録オムニバスCDに参加したバンドのインタヴュー集を、このWeROCK EYESでもお届けするシリーズ企画。
ジャパニーズ・ヘヴィ・ロックを聴かせるアンジェからSin(g)のインタヴューをお送りします。
MV「夜宴」(Visualizer)
ゴシック・ホラー感満載の重厚なジャパニーズ・ヘヴィ・ロック
Sin:2009年12月に結成以降、都内を拠点とし、全国各地でライヴを行なっています。そして、4枚のアルバム、6枚のシングルを発表しています。
楽曲はミドル・テンポを基調とした、1990〜2000年代の洋楽をルーツにした要素が多いです。重厚感のある楽器隊に対して、日本語の歌詞で聴きやすい女性ヴォーカルがあることで、ライヴ・パフォーマンスとともに唯一無二の世界観をアウトプットしています。結成当時から揺らぐことのない、ジャパニーズ・ヘヴィ・ロックを確立して現在に至ります。1990〜2000年代の楽曲が好きな方をはじめ、女性ヴォーカル、ミドル・テンポ、多弦ツイン・ギター、ヘヴィ・ロック、ゴシック、などのキーワードが気になった方は、ぜひ聴いていただきたいです。
今回のオムニバスに収録される曲は、2015年にリリースしたセカンド・アルバム『malediction』収録曲のリメイクです。リメイクすることで、現メンバーの持つへヴィな部分を最強に表現できる曲となりました。アンジェが持つ、ゴシック・ホラー感満載のダークな面を打ち出した宴歌であり、重厚なジャパニーズ・ヘヴィ・ロックです! リメイクを発表する時に、レーベルからのアレンジの要望があり、ドラム・プレイについては大きく変わっています。手数足数ともに多くなったことで苦戦を強いられました。もう1つの変更点としては、ギター・ソロ・パートによる間奏セクションが追加されています。この曲に限らないですが、アンジェの世界観を表現するギター・ソロについては、起承転結的な考案から実際のプレイに至るまで相当の時間を要しました。
2025年は新作のリリースやツアーを予定しています。前作はコロナ禍の影響もあって、ライヴ活動などに影響がありましたが、新作のリリース後は精力的な活動、楽曲制作を続けていきます。
シーン全体では、世の流行や使用機材、プロモーションや表現の仕方がだいぶ変わってきた面を見受けられますが、ジャンルを問わずいいなと思うバンドやプレイヤーの考え方、思考の根底には“ロック”の起源となっている音楽に対する熱狂的な思いが存在しているものだと思います。今後も廃れることなく、発展、後世へも継がれていくべき素晴らしいシーンだと思います。そして、私達アンジェがみなさんにお届けするCDなどのご視聴で感じていただく世界観、ライヴ会場でしか体感することができない世界観、それぞれのよさがあります。ぜひCDをご入手いただき、ライヴ会場にお越しください。ジャパニーズ・ヘヴィ・ロックの真髄、アンジェをご堪能ください。
▲左より、UT(b)、Yasu(g)、sami(vo)、Sin(g)、Tetsuya(ds)
シングル「夜宴」
2024年6月6日
①夜宴
■ライヴ予定■
3月29日(土)=“吉祥寺クレッシェンド
■アンジェ 公式サイト■
https://angers-official.jp/
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