ドラマー必見! アヘッド・スティック30周年記念特集!!

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国内外のロック・ドラマーが愛用し、本誌でもおなじみのアヘッド・スティックが昨年30周年を迎えた。
これを記念してお届けするのがこの特集だ!
アヘッドの輸入を手がけるラブレア・トレーディングの代表の髙野 純氏にご自身や同社の歴史、現在注目しているドラム関連のアイテムをガイドしていただいた。
アヘッドやビーターの代名詞的存在のダンマーなど、興味深いアイテムが満載です!!

■髙野氏が語るアヘッド・スティック、ラブレアトレーディング

——まず、髙野さんがラブレアトレーディングを立ち上げられた経緯から教えていただけますか。
髙野
:その前にひとついいでしょうか? 2024年9月1日に予定していたAHEAD DRUMSTICKS 30th Live“the ENDORSERs”が台風の影響で延期となり、いろいろスケジュールの調整をしてみたのですが、結果として中止となってしまいました。すごく楽しみにされていた方々へ、あらためて申し訳ありませんでしたと……。
——台風のせいですから……。
髙野
:そうなんですけど、当日に向けて、演者の方々からもいろんなアイディアを出していただいていたのに残念です。
で、私の経歴ですけど、最初は楽器店に勤務していたんですね。その時に、勝手に並行輸入をしたりもしていて問題社員だったんです(笑)。
——正規の輸入代理店からすると並行輸入品を販売している楽器店はけしからんとなりますよね。
髙野
:そうですね。13年間ほど楽器店に勤めていたんですが、その間に“この楽器、おもしろい”とか勝手に輸入して売っていたんです。利益も上げていたんですが、ルール上は許されないことで。そうこうしている間に海外とのコネクションもできてきて、ある時、とあるLAのバンドのヴォーカリストから“遊びにおいでよ”って連絡があったんですね。それをバカ正直に信じて行ってみたのが、ラブレアトレーディングに繋がるんです。じつは、そのヴォーカリストの住所も知らなかったし、今のようにメールもない時代だったんですが、とりあえずLAに行ってみたんですよ(笑)。
——で、そのヴォーカリストとは会えたんですか?
髙野
:いえ(笑)。だけど、そのヴォーカリストのお兄さんがスケートボードとかのスポーツ品を作っている会社に勤めているというのがわかって、そこに行けば会えるかなと思って向かったんです。だけど、当たり前ですが、その会社にはそのヴォーカリストはいなくて(笑)。で、その頃に、今のアヘッドのオーナーがスポーツ用品などを扱っていたイーストン社からアヘッドの権利などを買い取ったんですね。そのオーナーが日本でのアヘッドの販売をどうしようかと検討されている時に、私と知り合ったのがキッカケですね。
——では、その時にアヘッドのオーナーと知り合うことがなければ今のラブレアトレーディングはなかったんでしょうか。それとも、髙野さんとしては輸入代理店を立ち上げる予定だったんですか?
髙野
:もともと起業する気持ちはあったんです、楽器店に就職する前から。本当はレコーディング・エンジニアだったり、アーティスト・マネジメントの仕事をしようと思っていて、でもそれは楽器店の仕事とはかけ離れていたので、いつかは起業はしようとは思っていたんです。
——楽器店に就職される前はバンド活動もされていたんですか?
髙野
:ちょこちょこですけどね。小さい頃はピアノを習っていたんですが、まわりが女のコばかりでそれがイヤだったんです。それで、イヤイヤながらも長く習っていたんですが、中学入学の頃にギターを買ってもらってバンドを始めたんです。ただ、子供だったのでスタジオとかには行けないし、メンバーにドラム・セットを自分の家に持ってきてもらって、自分の家でバンドの練習していましたね。それで、自分の家にドラムを保管するようになり、たまにドラムも叩くようになって、どんどんハマっていったんです。
——話を戻すと、最初にアヘッド・スティックを知った時、“これは日本でも売れる”という確信があったんですか?
髙野
:いえ、まったくなくて(笑)。その頃、アルミでできた日本製の練習用スティックみたいなものはあったんです。それでドラムを叩くのはNGだったんですが、でもみんな知らないからスネアを叩いてリムをダメにしたり、腱鞘炎になったり、いろんな問題があったんですよ。僕もアルミのスティック=腱鞘炎、というイメージを持っていたので、アヘッドも芯がアルミということで“大丈夫なのかな?”って最初は思ってました。
——でも、輸入販売を手掛けることになるんですよね。
髙野
:じつはオレンジ・カウンティ(ドラム)やカーヴィン(ギター)とかにも話に行ってて、その中のひとつがアヘッドだったんです。NAMMショウで担当者とは話はしたりしていた会社もありましたが、ほぼほぼアポなしで行ってました(笑)。それで、当時、組んでいたバンドのメンバーに帰国子女がいたんですが、彼が日本に戻ってくるというタイミングで彼に輸入に関する手続きとかを担当してもらい表側に立ってもらうという形で立ち上げたのがラブレアトレーディングだったんです。
——髙野さんが副代表みたいな感じですか?
髙野
:自分は、その頃はまだ楽器店勤めだったので、国内の販売を担当してという形でしたね。それが1994年のことです。だけど、その頃は副業はタブーだったので、楽器店側には内緒にしていたんです(笑)。それでも、アヘッドがどんどん有名になっていて、自分が働いていたお店でも取り扱うようになり、このままだと自分の副業がバレるだろうなということで、その前に楽器店を退職して。
——最初にアヘッドが日本国内で火がついたのは樋口宗孝さんが使い始めた頃ですか?
髙野
:その前からトミー・リー・モデルとか輸入されていたので存在は知られていました。でも、やっぱり樋口さんですね。樋口さんが使っているスティック(写真下)ということで、広くエンド・ユーザーにも知られることとなりまして。

樋口宗孝のシグネイチャー・モデル。
こちらは、彼が逝去した後、アヘッドのロゴの下に“FOREVER OUR HERO”という文字を入れて再発されたものだ。
現在は入手不可となっている

 

——樋口さんは、アクエリアン・ヘッドも使用されていました。アクエリアンも髙野さんが輸入されていたんですよね。
髙野
:そうですね。もともと別の会社が輸入されていたんですけど、ラブレアトレーディングでやることになって。
——現在、ラブレアトレーディングはアヘッドをはじめ、ドラム関連のパーツの輸入がメインですね。
髙野
:ギターを輸入したほうが会社っぽいかなと思って(笑)、ブートレッグ・ギターというブランドを輸入していたこともあるんです。ディーンのカスタムショップで働いていた人が立ち上げたと思うんですけど、レリック加工/ダメージ加工のギターが流行り始めていて、スコッティ・ヒル(スキッド・ロウ)やトム・アラヤ(スレイヤー)とかも使っていますね。
ただ、自分の中心にドラムがあって、もちろんギターのこともわかるんですけどギターをビジネスとして考えることには向いていないと感じて。ブートレッグ・ギターも売れたんですけど、続けるのはやめてドラムだけに絞ったほうがいいと思い、今に繋がります。
——ラブレアトレーディングを31年間続けられてきて、とくに印象に残っていることは何ですか?
髙野
:転換期が何度かあって、まず思い出すのはジョーイ・ジョーディソン(スリップノット)のシグネイチャー・スティックですね(写真下)。1回の入荷が1,000本とかだったんですけど、瞬時に売れ切れたんです。毎日、何百本梱包すればいいんだ? ってくらいうれしい悲鳴で。その頃、アクエリアン・ヘッドの輸入も始めていたので、アヘッドとアクエリアンで倉庫がパンパンでしたね。
逆に悲しい転換期もあって、それは最初に一緒に会社を立ち上げた帰国子女の彼がいなくなったことですね。アメリカでの生活が長かったせいもあってか、日本での生活が合わなくて体調を崩してしまった。それで、自分がラブレアトレーディングの代表を引き継いだんです。それが、1999年頃ですね。あとは……チョルチェ・コピートというポーランドのドラム・ペダルもすごく売れたり、アヘッドの製造元がカリフォルニアにあるビッグバン・ディストリビューションという会社なんですが、そこがビーターで有名なダンマーを取り扱うようになり、日本国内でもウチで販売できるようになったりとか。

▲爆発的ヒットを記録したというジョーイ・ジョーディソン(スリップノット)のシグネイチャー・モデル。
現在は、JJ1 SPEED METALというモデル名で販売されている。
¥8,250(税込)

 

——アヘッド・スティックのエンドーサーも増えましたね。
髙野
:自分はアヘッド・ファミリーって呼んでいるんですけど、まさに家族のように考えています。誰1人欠けては困る、大事な存在です。
——そのファミリーに入るには、どうすればいいでしょうか(笑)。
髙野
:誰でもいいというわけではなくて、例えばホール・ツアーを経験されているドラマーだったりとか。あとは、直接ドラマー本人とやりとりできることですね。木のスティックと比べるとアヘッド・スティックは特殊なところもあるし、そこをわかってもらうためにはマンツーマンで説明しないといけない場合もあるので。
——今、木のスティックと違うという話がありました。あらためてアヘッドの魅力やメリットを教えてください。
髙野
:まずは、リバウンドですね。木製スティックと比べると10%以上リバウンドが強くなります。そして、疲労感も少ないですね。販売にあたってはアメリカの医療関係のチェックも厳しいんですよ。アヘッドと木製のスティックを比べて、身体に与える影響などが徹底的に調べられていますし、そもそもすべてにおいて木のスティックより優れているものを作ろうというところからスタートしたのがアヘッドなので。
木のスティックで叩いた時のニュアンスが求められるという場面もありますけど、アヘッドはロックやポップス、マーチング系など広く理想的なスティックと言えます。
——現在のアヘッド・スティックの中でオススメのモデルは?
髙野
:いろいろありますが、30周年を記念して30ペアだけ限定で作られたモデルですね(写真下)。

▲アヘッドの30周年記念として、30ペア限定で製作された記念モデル。
同社の5Bモデルを基本に、白いフィニッシュ、そしてグリップ部のアヘッドのロゴのところに“30”を表わす“ⅩⅩⅩ”がデザインされている。
¥8,250(税込)

 

——アヘッド・スティック以外の注目アイテムについても教えてください。
髙野
:たくさんありますよ(笑)。まずは、ダンマーのビーターがすごく売れています。#206と呼ばれる白いフェルトのモデル、あと、通称“赤玉”と言われる赤いウッド・ビーター(写真①)ですね。あと、ダンマーの55周年を記念した、55個限定のフェルト・ビーターも注目です(写真②)。ダンマーは老舗ですし、ビーターを交換しようという時、まずはダンマーを選ばれるドラマーは多いですし、ウッド・ビーターも定着していますからね。あとは、4月からの新製品になりますけど、アヘッドのグリップ・テープで青いモデルが出ます。同じくアヘッドのワイヤー・ブラシですね(写真③)。

▲写真①。ウッド・ビーターの定番、ダンマーの#205。
¥5,500(税込)

▲写真②。アメリカ国旗をイメージさせる赤と白、青のストライプ、そして星がデザインされたフェルト・ビーター。
¥7,700(税込)

▲写真③。SWITCH BRUSHES。グリップ・エンドにナイロン・チップが付いていて、逆手に持ってのプレイも可能。
¥4,000(税込)

 

——アヘッドのワイヤー・ブラシはすごそうですね。
髙野
:ブラシに関しては、一般的にはリーガルチップ社が有名かと思うんですが、コロナ禍の後、安定して市場に供給されなくなってきたんですね。そのタイミングでアヘッドがワイヤー・ブラシとナイロン・ブラシも作るようになって。定番のナイロン・ブラシも出していますけど、初期からグリップ・エンドにチップがついているタイプも出していて、アヘッドらしいと思います。
あと、ブラシはFLIX社のもの(写真下)も販売していますが、ブラシ界では日本でも定番のブランドに育ってくれました。ブラシというと、ジャズのイメージなんですが、FLIXからはロック向けをはじめ、さまざまなジャンルに対応したブラシを発売しています。

▲ロック向けのROCK BRUSHESというモデル。
¥4,400(税込)

 

——スローンもあるんですね。
髙野
:アヘッド社のスローンですね。もともと座る部分が左右にセパレートになっているんですね。ツイン・ペダルを多用する時代に沿った重量配分などを考慮した演奏安定性を追求したモデルです。その豹柄のモデルが登場しました(写真下)。ロック・ドラマーにおすすめです。

▲SIGNAL-G SADDLE TOP THRONE、SPG-LEP。
¥49,500(税込)

 

——他に注目のアイテムは?
髙野
:フェルト・ワッシャーです(写真④)。これもアヘッドのアイテムですね。他社さんからもワッシャーは出ているんですが、やはりフェルト製ならではの安定感、シンバルをミュートしすぎないというポイントは外せないですし、カラフルなところが人気です。
カラフルというところでは、スネア・バッグも普通は黒いものが多いじゃないですか。でも、それを払拭できるのが、このタックル社のスネア・バッグですね(写真⑤)。レザーとキャンバスを組み合わせていて、スネア・バッグに見えないデザインもいいと思います。タックル社の製品としては、被せるだけでマレット・スティック(写真⑥)になるというのもあります。

▲写真④。シンバルを押さえるフェルト・ワッシャー。ナチュラル・ウール製で、青、赤、黄、緑、黒がラインナップ。
10個セットで¥2,200(税込)。ハイハット用は¥1,100(税込)

▲写真⑤。タックル社のスネア・バッグ、CTSB-FG。普段使いにも使えるデザインだ。
¥19,800(税込)

▲写真⑥。スティックのチップに簡単に取り付けて、マレットとして使用できる。近日、もう1種類加わる予定だ。
¥4,180(税込)

 

——これはどういう構造なんですか?
髙野
:チップに被せるだけです。丸いチップでも三角型チップでも何でも大丈夫で、レザーとフェルト、キャンバス、それぞれの素材があります。それでトーンが変わってきます。
あと、ドラマー必須のアイテムとして、チューニング・キーがあるんですが、これもタックル社のがいいんですよ。
——あ、変わったデザインも多いですね。
髙野
:わざとアンティークな感じで生のスティールの削り出しで作られています(写真下)。

タックル社のチューニング・キー。アンティークなデザインと革のケースのマッチングもカッコいい!
¥3,850(税込)


——髙野さんが転換期のひとつと挙げられたチョルチェ・コピートというペダルについても、詳しく教えてもらえますか。
髙野
:サプリーム、英語読みだとシュープリームというモデルですね(写真下)。そのモデルがすごい人気で、ヨーロッパでは某有名ペダルからチョルチェ・コピートへシフトしているプロ・ドラマーがすごく多いんです。
テスタメントのクリス・ドバス、ドラゴンフォースのジー・アンザローネをはじめ、今、ヨーロッパではデス・メタル系が強くてそういうドラマーに使っている人が多いです。いわゆるダイレクト・ドライヴと呼ばれるタイプなんですけど、速いフレーズに適していますし、日本でもこれから注目されていくと思います。

▲メタリックなデザインもポイントのチョルチェ・ピートのサプリーム。
オープン価格

——ドラム・ダイヤル(写真下)は、某社から同じような製品が出ていますが……。
髙野
:構造は違うんですが、基本的な機能としては同じですね。ヘッドのテンションを計測して、いつも同じチューニングができるという機械です。アナログとデジタルのものがあります。

——ミュート・アイテムもいろいろありますね。
髙野
:普通のミュートだけでなく、ジングルが付いていてスネアに乗せるだけで音が変わるというエフェクト(写真⑦)もあります。手軽に音色を変えられるというので、シンバルに乗せるだけのオルガという会社の製品(写真⑧)もありますね。
音を変化させるアイテムでは、ダンマーからバス・ドラムの打面に貼るパッドが発売されています(写真⑨)。長く売れ続けている定番アイテムですが、特に注目されているのはアルミ製のダンマー210MKDですね。ツイン・ペダル用の他、シングル・ペダル用があります。アルミ製ということでヴィニー・ポールのようなメタル向きの硬質な音が得られます。

▲写真⑦。Big Fat Snare Drum社のスネア・サウンド・トランスフォーマー。ヘッドに乗せるだけでOK!
写真のジングル付きは、¥6,980(税込)

▲写真⑧。シンバル・サウンドを広げる革命的なエフェクト。写真以外にも多数のモデルがあり、価格は¥2,750(税込)〜

▲写真⑨。ステッカーじゃありません。バス・ドラムのビーターが当たる打面に貼るインパクト・パッド。
アルミ製ということで、バチバチした、独特な硬質のメタル・サウンドが得られる。これはツイン・ペダル用で、¥3,850(税込)。シングル・ペダル用(¥3,300/税込)も発売されている

——髙野さんが輸入を手がけるTrig Mic(写真下)はどうですか? 以前WeROCKでもレポートさせてもらいました。
髙野
:HINA(TSP)さんに試奏してもらいましたね。このTrig Micも新製品が発表される予定です。ロシア製で、自分が昨年夏にモスクワの工場に行って話をしてきたんですけど、新しいモデルを開発中でした。
現行モデルはデジタルで5音色入っているんですが、新しいモデルはアナログで1音色、その1音色をギターのエフェクターのようにツマミが付いていてフリーケンシーなどを調整するというものになります。現行モデルはボタンで音色を変えていったのですが、新しいモデルはツマミで音色を変えられるので使いやすくなりますね。現在、ロシアを取り巻く世界情勢が不安定なのですが、好転したら新製品として日本国内で販売していきたいと思っています。

▲レーザー式のトリガー、Trig Mic(オープン価格)。使い方も簡単。
本誌公式情報サイトのWeROCK EYESでは、HINA(TSP)の試奏レポートを掲載している


——他にも今後注目してほしいアイテムはありますか?
髙野
:自分のところで、ドラムに関する小物、アイテムを数多く仕入れていますし、楽器店からも“こういう商品ってありますか? 輸入することできますか?”とか“髙野に連絡すれば何とかなるだろう”って言われているんですね(笑)。で、何とかなるし(笑)、お客さんから直接、“こういうアイテム、髙野さんのところで売ってますか?”と聞かれることもあります。そうした中で、NAMMショウなどに足を運んで感じるのが、スマート電子ドラムなんですね。
——スマート電子ドラムというのは?
髙野
:ドラム・セットではなく、スティックを振ることをセンサーが感知してドラム・サウンドを鳴らすというものです。
以前からいくつか発売はされていたのですが、センサーの感度に問題があったりして。でも、今はそれも解消されているし、さらに映像のモニターとリンクして、ライヴ会場で叩いているように見せることもできる。音そのもののクオリティも高くなっているし、ドラマー人口を増やすきっかけになるのかなというところでも、自分は注目しています。
あとは、アナログやデジタルに関係なく、まだまだドラム関連のパーツは発展する余地があると思いますし、合わせてプレイ自体も新しいテクニックがまだまだ出てくると思っています。80年代にリズム・マシーンが急速に発展した時、もうドラマーはいらないって言われたこともありましたけど、自分はそう思わなかった。やはり人間がプレイするものに敵わないし、現在もそう思っています。自分が若い頃は、30代とかになると“いつまで音楽をやってんだ”って言われましたけど、今はそういうこともなく年齢に関係なく音楽を楽しめるじゃないですか。SNSの発展も含めて、長く音楽を楽しめるようになりましたし。自分も今年から新しい展開を考えていますし、くわしくは言えないのですが5月あたりにちょっと驚く新製品を予定してます。

 

■ラブレアトレーディング 公式サイト■
https://labreatrading.com/