エフェクターのツマミをロックする便利アイテム

6月15日発売のWeROCK 059の巻頭試奏レポートで紹介した、LOKNOB(ロックノブ)。

エフェクターのツマミをロックする、この便利アイテムの紹介記事を、このブログでも公開します!

 

せっかく決めたエフェクターのセッティングが移動中やオン/オフ時につま先が触れてしまい変わってしまう。そんなアクシデントを防ぐためにテープで固定するプレイヤーもいるが、美しくなくてどうもイヤだなあという人もいるだろう。そんなプレイヤーに使ってほしいのが、このロックノブだ。

 

ロックノブのラインナップを紹介!

ロックノブには、ツマミをロックした後も簡単に再設定できるLoknobと設定後は動かなさないツマミに最適なTour Capの2種類がラインナップ。さらに、それぞれビッグとスモール、カラーの違いなどが発売されている。

 

 

※Tour Capには、ミリ・タイプとインチ・タイプがある。ミリ・モデルはポットのネジ部の直径が7mmのエフェクター用、インチ・モデルはポットのネジ部の直径が9.5mmのエフェクター用だ。

◎ポットの上部が回転軸、下部がネジ部。エフェクターによって、使われるポットの違いによってこのサイズが異なるのだ。

◎Loknobには、写真中央に見える小さな赤い付属品が同梱される。Loknobをポットに付けてみてゆるい場合(ポットの直径が細い場合)は、この赤い部品をはめればOKだ。

 

設定後も簡単に再調整できる!

Loknob

各¥1,850+税

 

まずは、Loknob Bigの取り付け方から紹介しよう。

①まずは、付いているノブを外す。

②Loknobの下部のリングに付いているシールを剥がす。

③Loknob本体をポットに被せて、しっかりと下部のリングを固定する。

④一度、ロックノブの上部を外す。

⑤ポットの回転軸を左に回しきる。

⑥Loknobの目盛りを7時の位置に合わせて被せる

⑦付属の六角レンチでLoknobのネジを締める。

⑧再度、ツマミを調整したい時は、Loknobの上部を引き上げて回せばOK。

 

続いては、Loknob Smallの取り付け方だ。

①まずは、付いているノブを外す。

②ポットを止めているナットとワッシャーを外す。

③下部のギザギザの部品をポットのネジ部に回して固定する。エフェクター(ポット)によっては、Loknob Bigと同じようにシールで固定するタイプもある。

④付属の六角レンチでネジを締めれば完成だ。

 

Loknobの使用感

さまざまなペダルに合うように、BigタイプとSmallタイプがラインナップ。

しっかりとツマミを固定できるだけでなく、Loknobを引き上げるだけで再調整できるというのもうれしい。

なお、固定するための下部のシールがかなり強力で、一度Loknobに交換すると、もとのノブに戻すことが難しいことを付け加えておこう。

 

設定後は動かさないツマミに

Tour Cap

各¥1,200+税

続いては、Tour Capの取り付け方を紹介しよう。

①Tour Capも、Loknobと同じくビッグとスモールがあるが、取り付け方はこちらはビッグもスモールも同じだ。まずはノブを外す。

②ポットを固定しているナットとワッシャーを外す。

③ポットを好みのセッティングにする。

④Tour Capをポットのネジ部まで被せて、回して固定する。これで、ノブは動かない!

Tour Capの使用感

Loknobと比べると、簡単に取り付けられるTour Cap。その効果は絶大で、まったくツマミが動かない。また、取り外しも簡単なのでセッティングの再調整もラクに行なえた。お気に入りのセッティングが決まっているプレイヤーには、こちらのTour Capのほうがオススメだろうか。

そして、WeROCK 059の付録DVDに収録していたLoknobの紹介映像も、YouTubeのWeROCKの公式チャンネルにアップしました。

こちらもチェックしてみてください!!

 

合わせて、Hugga¥300+税)という便利アイテムも紹介しよう。

 

このHugga(ハガー)は、ギターのノブの動きを重くするアイテム。
プレイ中に右手がノブに触れて、ヴォリュームが変わってしまうというトラブルを避けるアイテムだ。ノブの裏側にこのハガーを貼ることで、摩擦によりノブの開店が重くなり、触っただけで動いてしまうことがなくなるのだ。
ハガー本体はスポンジ製で、シールに簡単に取り付けることができ、ツマミの回転の重さは、ノブの押し込み具合で調整できる。また、ギターに限らず、動きを重くしたいノブにも使用可能。今回はストラトキャスターのノブに付けてみたが、小さなノブにもハガーを切ってサイズを調整して使うことができる。

◎ノブを外して、裏側にハガーを貼付けるだけ!

◎強く押し込めば摩擦が増して、回転がより重くなる。

 

問い合わせ:日本エレクトロ・ハーモニックス株式会社