大人でも楽しめる小さなメタル・ギター&ベース

ジャクソンからユニークなモデルが登場した。“ミニオン”と名付けられたこのシリーズは、ショート・スケールよりも短いネックを採用し、ボディもダウン・サイジング。
だが、“子供向けなの?”と思うことなかれ。しっかりとジャクソンならではのこだわりが反映されている。大人も気になるこのギター、さっそく紹介していこう! 試奏してくれたのは、現役中学生バンドのガールズバンドブロックの2人だ!!
※WeROCK 075の掲載記事より。


JS Series RR Minion JS1X
¥42,000+税

●ボディ:ポプラ
●ネック:メイプル、22.5インチ(572mm)、ボルト・オン
●指板:アマランス、24フレット
●ピックアップ:ジャクソン・ハイ・アウトプット・ハムバッキング×2
●コントロール:ヴォリューム、トーン、3ウェイ・ピックアップ・セレクター
●ブリッジ:6サドル・ストリング-スルーボディ・ハードテイル
●ボディ・カラー:ネオン・イエロー(写真)、メタリック・ブルー・バースト、ネオン・ピンク、サテン・ブラック
※スノー・ホワイト(メイプル指板)のJS1XMも発売。オープン価格。

安城:軽いですね! ネックの握った感じは、ふだん弾いているギターと変わらない感じがします。あと、ネックが短いぶん、弾きやすい。Vタイプのギターは弾いたことなかったんですけど、見た目よりも弾きやすいなって。手が小さい人にもピッタリだなあと。
私、小学校6年生の時にアコギを始めて、中学1年生の時にエレキを弾き始めたんですけど、両方、ふつうのギターから始めたんですね。もし、このギターがあったら、よかったなあと思います。身体とか手のサイズに合った楽器を持つと上達も早いと思うので。音も意外とガシっとパワーがありますね。バッキングを弾いていると気持ちいいです。

▲レギュラー・サイズのRhoadsモデルと比較してみた

▲ネック・スケールは22.5インチ。
いわゆるショート・スケールより短く、手が小さくても弾きやすい

▲もともとボディが小さめのRhoadsモデルだが、ミニオンになるとさらにコンパクトになっているのがわかる

■JS Series RR Minion JS1Xが通販で購入可能■
○神田商会オンライン・ストア
※ネオン・イエロー(アマランス指板)
https://store.kandashokai.co.jp/c/gr343/gr350/00025-00105800
※メタリック・ブルー・バースト(アマランス指板)
https://store.kandashokai.co.jp/c/gr343/gr350/00025-00105801
※スノー・ホワイト(メイプル指板)
https://store.kandashokai.co.jp/c/gr343/gr350/00025-00106227
○御茶の水楽器センター
※ネオン・イエロー(アマランス指板)
https://www.gakkicenter.com/SHOP/00025-00105800.html
※メタリック・ブルー・バースト(アマランス指板)
https://www.gakkicenter.com/SHOP/00025-00105801.html
※スノー・ホワイト(メイプル指板)
https://www.gakkicenter.com/SHOP/00025-00106227.html

公式サイト
※アマランス指板
http://www.jacksonguitars.jp/js_series/js1x_rr_minion.html
※スノー・ホワイト(メイプル指板)
http://www.jacksonguitars.jp/js_series/js_series_rr_minion_js1xm_snow_white.html


JS Series Dinky Minion JS1XM
¥オープン

●ボディ:ポプラ
●ネック:メイプル、22.5インチ(572mm)、ボルト・オン
●指板:メイプル、24フレット
●ピックアップ:ジャクソン・ハイ・アウトプット・ハムバッキング×2
●コントロール:ヴォリューム、トーン、3ウェイ・ピックアップ・セレクター
●ブリッジ:6サドル・ストリング-スルーボディ・ハードテイル
●ボディ・カラー:スノー・ホワイト

安城Vより軽く、ネックも薄く感じます。ストラップをかけて立って弾いた時のバランスもいいと思います。ボディの形がふつうだからか……やっぱり弾きやすいですね。
音も、Vとちょっと違ってディンキーはリードを弾いていて気持ちいい感じの音なんです。どちらもオススメですけど……個人的にはディンキーのほうがオススメというか好みです。でも、ライヴで弾くことを考えると、カッコよさでVなのかな。色も形も目立ちますから。選べないです(笑)。

▲レギュラー・サイズのディンキーと並べてみた。
一回り小さいのが伝わると思う

▲ピックアップはジャクソンの高出力タイプを搭載。
メタル・ギターらしいパワーのあるサウンドが得られる

■JS Series Dinky Minion JS1XM Snow Whiteが通販で購入可能■
○神田商会オンライン・ストア
https://store.kandashokai.co.jp/c/gr343/gr350/00025-00106225
○御茶の水楽器センター
https://www.gakkicenter.com/SHOP/00025-00106225.html

公式サイト
http://www.jacksonguitars.jp/js_series/js_series_dinky_minion_js1xm_snow_white.html

編集部も弾いてみた

今回、中学生の女子が試奏するのにもピッタリというモデルとのことで、普通の感覚で弾くには弾きにくいだろうな……という固定観念を持って試奏してみた。ところが、ビックリ!
結論から先に言ってしまうと、極端な違和感がなく、自宅でソファでくつろぎながら弾く時などは、“これでいいだろう!”というサイズ!! ショート・スケールのネックなので、たしかにふつうの1音チョーキングの感覚で上げてみると2音近く上がってしまうのはご愛嬌! ヴィブラートをすれば大胆にかかってくれるし、いつもは届かないはずのストレッチもできてしまうしで、なんかうまくなった気分にもなれる。弾いてみると気づくが、大人でも思わず“欲しい!”と言ってしまう1本だ。

▲成人男性がネックを握ってみた。
5フレットから11フレットまでのワイド・ストレッチも可能だ


JS Series Concert Bass Minion JS1XM
¥オープン

ボディ:ポプラ
●ネック:メイプル、28.6インチ(726mm)、ボルト・オン
●指板:メイプル、22フレット
●ピックアップ:ジャクソン Pスタイル・ピックアップ(フロント)、ジャクソン Jスタイル・ピックアップ(リア)
●コントロール:ヴォリューム×2、トーン
●ブリッジ:4サドル・アジャスタブル・ハイマス
●ボディ・カラー:スノー・ホワイト

Mey:最初に持った時、軽い! 小さい! ギターみたいだなって。あと、ちゃんと音が出るのかなって思いました(笑)。
でも、ちゃんとベースらしい音ですね。私が持っているジャズベ・タイプの音に似ている気がします。ネックが短いからフレーズが弾きやすいし、これぐらい軽いとパフォーマンスしやすい。次のライヴで使いたいぐらいです。もちろん、小学生とか手が小さいコにとてもいいと思います。
小学生とかには普通のベースって、やっぱり大きすぎるし重すぎるし、これなら弾く気が出てくると思います。欲しいです、このベース!

一般的なベースよりもネックがスリムなのがわかる。
また、フレット間も短く、フレーズも弾きやすい

ボディもダウン・サイジング。
PJ配列のピックアップでトーン・ヴァリエーションも得られる

■JS Series Concert Bass Minion JS1XM Snow Whiteが通販で購入可能■
○神田商会オンライン・ストア
https://store.kandashokai.co.jp/c/gr343/gr350/00025-00106235
○御茶の水楽器センター
https://www.gakkicenter.com/SHOP/00025-00106235-o.html
https://www.gakkicenter.com/SHOP/00025-00106235.html

公式サイト
http://www.jacksonguitars.jp/js_series/js_series_concert_bass_minion_js1xm_snow_white.html

 

ガールズバンドブロック:2018年秋、中学1年生だった安城夢那(vo & g)、Mey(b)、COCO(ds)の3人で結成。現在まで、都内を中心にライヴ活動を展開し、4枚のシングルをライヴ会場限定で発表。3月には5枚目のシングル「ベストフレンド」(写真)をリリースする。WeROCK 075のオムニバスCD付録にも参加!

最新シングル:「ベストフレンド」

ガールズバンドブロック 公式ツイッター
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