高崎 晃本人の最新キラー・ギターを試奏!!
WeROCK 111でお届けしたラウドネス特集。その特集内の機材ページで紹介しているキラー:KG-Primeのラウドネス45周年記念モデル。
今回は試奏企画では、なんと、なんと、市販流通モデルではなく、本人のモデルを試奏するという機会に恵まれてしまった。とても緊張して試奏できないが……はたして!?
なお、期間限定、かつ各色限定20本の受注生産モデルとして発売されたが、メーカー側の予想を大きく上回る注文が入り、受注が早期に終了していることを付け加えておこう。
KILLER GUITARS
KG-Prime
Akira Takasaki Signature 2026 Loudness 45th anniversary limited
¥1,320,000(税込/Liquid Metal Ultramarine)、¥1,265,000(税込/Liquid Metal Poison Pink Lava)
【仕様】
●ボディ:アッシュ
●ネック:ハード・メイプル、 VUシェイプ、ディープ・インサート
●指板:フィギャード・メイプル、 22フレット(JESCAR #57110)、648mmスケール
●ピックアップ:セイモア・ダンカン Akira Takasaki Signature “THUNDER IN THE EAST”(リア&フロント)
●コントロール:マスター・ヴォリューム、マスター・トーン(トーン・オン/オフ・スイッチ)、ピックアップ・セレクト・スイッチ
●ブリッジ:フロイド・ローズ・オリジナル
●ペグ:ゴトー SG360-07
●フィニッシュ:Liquid Metal Ultramarine(写真上)、Liquid Metal Poison Pink Lava
※Liquid Metal Ultramarineは、株式会社ESPのオリジナル・カラーです。
■高崎 晃が語るキラー KG-Prime
「プライムの完成形と言えるモデルができた」
高崎:プライムの完成形といえるモデルだよね。こないだのライヴではレギュラー・チューニングだけじゃなく、ロー・チューニングの曲でも使ったけど、低音もしっかりと出てくれてね。エッジ感もあるし、軽量でいいんだ。
フィニッシュは、ESPのモデルでリキッド・カラーのものがあって、 プライムでもそのフィニッシュができないかって相談してみたんだ。ESPが開発したオリジナル・フィニッシュらしい。もう1種類、ピンク・フィニッシュのモデルも発売予定。
トーンは、ライヴ時に手が当たったりして、知らない間に下がったりすると困るのでプルしないと作動しないようにしてもらった。
めっちゃ弾きやすいし、ホントに完成形といえるモデルができたよ。
■試奏!!
御本人が、先日のライヴで弾いていたモデルということで、ものすごい緊張感のある試奏となってしまった(汗)。そうも言ってられないので、そ〜っと丁寧でいながら、力強く、音を出してみた。
いきなりマーシャルを歪ませてドカーンと一発!
その最初の音を出しただけで、素晴らしさが伝わってしまった。“あの神の音”なんです。御本人のギターなので当たり前なのだが、弾く人によっては“あの音”は出ないはず。それなのに、なにも語る必要がないほど、高崎サウンドが出てくれるのです。
本人のモデルだし、ライヴの数週間後だったので調整も行き届いているというのもあるだろうが、いや、もう、なんにも言えないほど“あのトーン”、“あのオーバードライブ・サウンド”がアンプから出てくれたのだ。
ネックは、PrimeならではのVUシェイプ。一般的にはスリムなUシェイプが弾きやすいだろうが、慣れるとこのシェイプ以外は違和感を感じるぐらい弾きやすいネックです。フレットは幅は広めで高さもあり、押さえた音がしっかり鳴ってくれる。まだ出来立てのようで新しさを感じるが、最初からこのクオリティにホントに頭が下がる。何度も言うようだが、さすが御本人のギターです。
▲VUシェイプのネックは、ロー・フレット側がVシェイプで、ハイ・フレット側にいくにつれてUシェイプになっていく
Primeモデルの中でも、“武者”などで採用されている1弦側ハイ・フレットのネック・エンド部分が深くカットされている仕様だ。このため、通常のPrimeよりもさらに22フレットまでなんのストレスもなく弾ける。ポジション・マークは蓄光になっているようで、実際のライヴ時に助かる仕様だ。
▲最終フレットのボディ部分が丸くカットされており、ハイ・ポジションが弾きやすくなっている
▲このように、1弦22フレットのチョーキングも、かなりやりやすい
▲御本人のギターということで、弦高のぐあいも撮影してみた。
高すぎず低すぎず、弾きやすいベストなセッティングだ
この御本人モデルは、トレモロのスプリングが3本掛けになっていた。ラウドネスのスタッフによると、最近、他のギターは4本掛けだが、こちらは3本となっているとのこと。この3本掛けとバネのぐあいからなのか、アーミングが柔らかいタッチに感じてしやすかった。
▲御本人のギターは、バネが3本掛けとなっており、共振止めのスポンジがカマされていた。市販品とは異なる
弦のテンション感も最高。6弦は適度な硬めで、1〜3弦は適度に弾きやすいテンションだ。
トーンは、通常は作動しないが、プルすると起動する設定。これにより、あらかじめトーンを絞った位置で音作りしておけば瞬時に音色切り替えができる。そのトーンの効きがよく、いちばん絞った時は、かなりブーミーなウーマン・トーンも作り出せた。
▲トーンは、通常はオフ状態で、このようにプルすることで作動するようなシステムになっている
ギターがいいのかピックアップがいいのか、その両方なのか……音のバランス、各弦の分離、ピッキングのタッチを忠実に再現しダイレクトなレスポンス、すべてが神領域だ。一生に1本は欲しいと思わせる価値あるモデルといえよう。
▲リキッド・メタル・ウルトラマリンと名付けられたフィニッシュが、じつに美しく個性的だ
■KG-Prime Akira Takasaki Signature 2026
Loudness 45th anniversary limitedの詳細■
https://killer.jp/guitar/kg-prime-akira-takasaki-signature-2026-loudness-45th-anniversary-limited.html








