WeROCK 111 付録CDインタヴュー集〜AQUA 編

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WeROCK 111の付録オムニバスCDに参加したバンドのインタヴュー集。
メロディアスでビートの効いたサウンドで迫る、兵庫発のアクアがWeROCK初登場!

MV 「IT’S ALL RIGHT


この曲で、アクアは新しいフェーズに入ったんです

——アクアはどういうきっかけで結成されたんですか?
HIDEKI
:1997年ぐらいに、僕とKAZZNORIが中心になって高校生の時に兵庫の芦屋で結成しました。当時、GLAYやラルク アン シエル、ソフィア、ルナシーなどに影響を受けていて、サウンドとしては、ビート・ロックを基盤としつつ、キャッチーなメロディ、親しみやすい歌詞を兼ね備えたものを目指していました。現在はそこにEDMも取り込んだサウンドを基軸にして活動しています。
——好きなバンドは共通しているんですか?
MINAMI
:僕がいちばん大好きなのはジュディ・アンド・マリーのTAKUYAさんです。中学、高校と10代の青春でしたね。
NORIYUKI:GLAYのJIROさん、ルナシーのJさんですね。ルート弾き中心のビート・ロックが好きでしたので。
KAZZNORI:僕はヴォーカルもギターもやるんですが、両方ともPierrotですね。ヴォーカルはキリトさん、ギターはアイジさんが大好きで、今でも弾き方をYouTubeで研究しています。ただ、7弦も使い始めたので、メタルコアとかもたくさん研究していますね。
HIDEKI:たくさんいますけど、GLAYのTERUさんとミスター・チルドレンの桜井和寿さん、B’zの稲葉浩志さんですね。
——アクアは2022年に再始動という形なんですよね?
KAZZNORI
:そうですね。高校卒業のタイミングでHIDEKIは上京して、他のメンバーは関西に残って少年カミカゼというバンドを組んで、メジャー・デビューもしたんです。その後、2022年にHIDEKIがアクアをもう1回やろうよと言ってきて、“よし!”と。
HIDEKI:メンバーそれぞれの環境は違ったんですけど、再始動に対してネガティヴなイメージはなくポジティヴな流れでした。
KAZZNORI:でも、当時はここまでがっつりやるとは思ってなかった(笑)。
MINAMI:HIDEKIは東京在住だし。
NORIYUKI:僕は音楽活動をしていなかったので、家の奥からまた楽器を引っ張り出してくるような感じでしたし。
KAZZNORI:少年カミカゼで活動している時も、タイミングが合えばちょこちょこアクアでもやってたんですけど、今ほどがっつりやってなくて。だから、HIDEKIに引っ張られてここまでやってきました(笑)。
HIDEKI:高校の時もオリジナル曲は作っていたんですけど、外に向けて発表はしていなかったんですね。だから、再始動してからは当時できなかったオリジナル曲の発表とかもどんどんやっていこうと熱くなっていきました。
KAZZNORI:高校の時は“音楽が好き”というだけでやっていましたけど、その後、デビューしていろんな経験も積んできたし、HIDEKIもソロでやってきていた。だから、当たり前ですけど、すごくレベルが上がっていますね。
HIDEKI:僕が作った曲をメンバーがアレンジしてそれぞれのよさが入ってくる。それがバンドのよさでありますし。
——オムニバス参加曲の「IT’S ALL RIGHT」のテーマなどについても教えてください。
HIDEKI
:作詞作曲は僕がしています。それまでに2枚のシングルやアルバム『A4』を出してきて、そこでアクアの音楽性は確立しているんですが、ライヴを重ねてきて、お客さんとのコール&レスポンスを取り入れた曲を作ろうという話があったんです。あと、アクアの全体的なテーマでもあるんですが、この曲のメッセージとして、“ダメでも大丈夫。君らしく生きて咲き誇れ”というのがあるんです。で、まずアイディアをシンプルにしたものをメンバーみんなに聴かせたら、“いいね”と。MINAMIからは“リズムはこんな感じにしたらどうかな”とかアレンジのアイディアも届いて、みんなでまとめあげました。
KAZZNORI:最初のデモからすごくよかった。『A4』をリリースした後、さあ次のフェーズはどうしようかって、初期衝動だけで作った『A4』を進化させようという中で、「IT’A ALL RIGHT」を楽器陣でアレンジしたんですね。そうしたらHIDEKIから今までのアクアになかったミクスチャーやラウド・ロックの要素も入れたいと。それで、1回アレンジをやり直したんです。
MINAMI:このアレンジの中で、チューニングを下げたり、7弦ギターも使うようになってね。
KAZZNORI:で、「IT’S ALL RIGHT」は今、制作中のアルバム『Evolve』に先駆ける形で配信して、その後に「ADORO」、「IQ前世EVOLUTION」と配信してきました。
HIDEKI:「IT’S ALL RIGHT」からアクアは新しいフェーズに入ったんですけど、制作中のアルバムでそこを聴いてほしいと思います。同時に基本軸であるビート・ロック、メロディアス、等身大の歌詞などは変わらないですが、音作りや楽曲の展開、全体のアレンジというところで飛躍を感じてもらえると。ライヴで盛り上がれる、アクアとの一体感を感じてもらえるアルバムになると思います。リリースは春を予定しています。
KAZZNORI:今を生きているバンドの今の音が入ったアルバムになります。
——「IT’S ALL RIGHT」のMVも拝見したんですが、この曲のメロディでなぜ釘バットを持ったヤバいヤツが出てくるんだろうと(笑)。
KAZZNORI
:(笑)。映像もHIDEKIがアイディアを練ってくれるんですけど、彼の中で崩壊した世界の中で釘バットのヤツと戦い、そいつに勝って仮面を剥いだら自分自身だったというストーリーなんですね。自分自身に打ち勝てという内容だと思っているんですけど、どう?
HIDEKI:合ってる(笑)。まわりを変えたいなら、まず自分に打ち勝とうと。釘バットのヤツは自分の中の悪の部分なんです。ぜひ、MVの概要欄に歌詞も記しているので、合わせてチェックしてみてほしいです。

左より、KAZZNORI(g)、HIDEKI(vo)、MINAMI(g)、NORIYUKI(b)

配信シングル「IT’S ALL RIGHT」
2025年5月26日

現在、ニュー・アルバムを制作中のアクア。そのアルバムに先行して、現在新曲を4曲配信してきたがその第1弾となったのがこの楽曲。ライヴでの盛り上がりが思い浮かぶ、メロディアスなロック・チューンだ。

■ライヴ予定■
4月11日(土)=尼崎バース

■アクア 公式サイト■
https://aqua1997.studio.site/


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