ノーベルズの最新オーバードライブを試奏!
オーバードライブ・マニアに注目されているノーベルズのODRと、そのコンパクト・サイズになったminiの2機種が、マイナー・チェンジして登場した。この2機種を試奏して、音の違いがあるのか比較してみた!
弾き比べ動画も合わせてご覧ください!
Nobels
ODR-1X
¥36,300(税込)
【仕様】
●コントロール:ドライヴ、スペクトラム、レベル、ベース・カット、ゲイン・ブースト
●入出力端子:インプット、リモート・イン、アウトプット
●外形寸法:74(幅)×58(高さ)×126(奥行き)mm
●重量:426g(電池を含まず)
■ODR-1Xの詳細■
https://www.electroharmonix.co.jp/nobels/odr-1x.html
Nobels
ODR-1X
¥18,150(税込)
【仕様】
●コントロール:ドライヴ、レベル、スペクトラム、ベース・カット
●入出力端子:インプット、アウトプット
●外形寸法:50(幅)×55(高さ)×93(奥行き)mm
●重量:204g
■ODR-mini 2の詳細■
https://www.electroharmonix.co.jp/nobels/odr-mini-2.html
試奏してみて、まず気づいたのは、意外かもしれないがミニのほうが低音がモコっと出てくれる印象だった。
緑色のボディから想像しうるに、TS系の歪みを再現してくれるモデルのようだが、TS系ではカットされる低域も充分に出てくれるのだ。また、両モデルともに、ベース・カットという低域をTS系に近づけられる(!?)コントローラーが付いているのだが、ミニの場合はこれをCUTの位置にしても、充分なローが得られる感じだ。
対する1Xのほうは、低域の調整幅が広く感じられた。ローが出すぎると感じるギタリストなら、CUTの位置にしつつ、スペクトラムというツマミを左寄りにすると抜けのいいスッキリした印象のトーンになる。
そして、この2モデルは、入力が9V〜18Vに対応している。試しに、18V入力して鳴らしてみると、ミニも1Xもレンジが広がり、さらに低域が出てくれた。12Vだと、ちょうど中間の感じで、弾き心地が変わってくるので好みによって調整しよう。ノーマルのTS系を求めるギタリストなら1Xで、9V使用するのがオススメだ。TSよりも低域を出せるのも魅力的なはずだ。
ところで、先ほども出てきたスペクトラム・コントローラーが特徴的だ。
通常のトーンとは違い、中域はそのままに、低域と高域を変化させてくれるツマミで、右に回すとローが増し、左に回すとスッキリする。通常のトーンとは逆なイメージに近いかと思いきや、そうでもなく独自のEQとなっている。
おもしろいのは、ミニのほうがピッキングの強弱をハッキリと出してくれて、対する1Xのほうがコンプ感と倍音を多く感じられた。ドライヴを上げるとミニは歪みすぎない程度に音圧も上がり、1Xも歪みすぎずにミッド感が増していく。1Xにはブースト・スイッチが付いており、これをオンにすると倍音と中域がいちだんアップする。
どちらも、オーバードライブやブースターとして使用する場合は、レベルを12時以上、できれば3時ぐらいにセットするといい。このツマミは、音量を調整するというよりも歪みの量や倍音が変化するので、ドライヴと合わせてエディットするのがいい。
さて、どちらを選ぶかだが、適度なコンプレッション感、そして適度な歪みが欲しいなら1X、ピッキングのタッチを大切にして過度なコンプ感は必要ないというギタリストなら1Xをオススメしたい。
同じエフェクターなのに絶妙にトーンが違うので、もしかしたら用途によって2台必要かも!?
▲1Xには、ゲイン・ブースト・ボタンを装備
▲両モデルに、ベース・カットが付いている
新しいミニ・サイズの3機種。
左から、CHD-mini(コーラス)、DEL-mini(ディレイ)、MOD-mini(モジュレーション)。3機種とも3つのモードを搭載、そしてモノラル/ステレオ出力に対応している。価格はすべて¥22,000(税込)だ。
■ノーベルズの製品■
https://www.electroharmonix.co.jp/nobels





