淳士(ブル・ゼッケン88)のドラム・シーケンサー登場!

 シーケンス(シーケンサー)・ソフトであるLoopcloudに、淳士(ブル・ゼッケン88)が日本人ドラマーとして初登場という快挙を成し遂げた!

この淳士のドラム・シーケンサーに関しては、4月15日発売のWeROCK 082でも特集しているのだが、現在、これを使用したSong Writing大会“JUN-JI DRUMS SONG WRITING CONTEST”が開催されている。
シーケンスのデータを自由に編集し、オリジナル作品を制作し応募可能だ。
なんと、優勝者には特典として、淳士本人が優勝者の曲を実際にレコーディングしてくれるとのこと!
“JUN-JI DRUMS SONG WRITING CONTEST”に関しては、こちらを。

なお、そのSong Writing大会(リミックス大会)の第1回目を担当した、RIZE、The BONEZのフロントマンであるJesse McFaddinより、コメントが届いている。

——仙台在住のトラックメイカーS-NAさんを優勝者に選んだ理由を教えてください?
Jesse:参加者の声/verseが入っているリミックスを選ぶか、トラック・リミックスを選ぶか、優勝者を決めるのにものすごく悩みました。S_NAを選んだ理由を上げるとしたら、まずトラック中の音の選び方使い方が繊細かつ気持ちよかったし、音のミックスも構成も美しかった。自分の声と音が、頭から最後まで何ひとつジャマをし合ってなかったところから、もっとこの人のサウンドやオリジナル・トラックを聴いてみたくなったのも選んだ要因のひとつかな。
——優勝者のS-NAさんをはじめ、優秀賞に選ばれた方の各曲についての感想をお願いします。
Jesse:S-NA(winner)は、展開最高! サビのパートで言葉をミュートした感じとか最高にグッときた。
DEVDFRE$Hは、いい意味で原曲を無視して自分のオリジナルとしてトラックに仕上げ2MCでラップを乗っけてきたスタイルにグッときた。
THE GAME SHOPは、頭のギター・サンプルをうまくアレンジしつつ、ドラムン・ベースの世界に連れて行かれたと思ったらビートtがハーフになりキレイに終わっていくところにグッときた。
T-AK ft. Mizukiは、Four-on-the-floor(4つ打ち)のビートにシンガーは90’sのR&B/Hip Hopを感じさせてくれてグッときた。
DAIKI YAKUは、アコギが聴こえた瞬間、素直に引き込まれ、サビが流れた瞬間、違う声のハモが聴こえて自分の声との混ざりがよくて、もっと聴きたいなと思った矢先、応えてくれるように彼のバースが入っていて気持ちよかった。会ったことないけど、一緒にいつか歌いたいなって思いグッときた。
Erukerは、この曲を聴いた時、クラブのある時間が目に浮かんだ。朝方、次の曲でラスト、DJがこの曲をかけて気持ちよく最後に爆発する絵にグッときた。
Sonota Show Suuは、バースをチョップして曲を頭ったからアレンジ、2ndバースのフレーズを使い新たなBセクションを作り上げたり、ギター・ソロの後にオリジナルのバースが入って来るとか、きっとこれが本来のリミックスの形なのかなと思わせてくれたことにグッときた。
killeRRythmは、難しいことは抜きにして、頭からもってかれた。後半からreggaeへまたサビへとキレイに戻っていく。ほとんど打ち込みなのに、きっとギター好きなんだろうなって勝手に共感してグッときた。
Oscillationは、個人的内見だが、今回の応募の中で一番USを感じた。流れるスピードがものすごく心地よくて、最高に気持ちよくさせてくれた。このリミックスのbpmに合わせてバースを書き直したくなった。彼の他のトラックをもっと聴いてみたいと思いグッときた。
結果このメンツ全員がRE/STARTLINEのメンバーです。
Congratulations.
——リスナーや応募した方々に向けてのメッセージをお願いします。
Jesse:人の前でライヴが今までのようにできない今、こういった形で人と繋がることができたことに喜びを感じました。どんな作品が出来上がって来るかすごくわくわくしたし、可能性は無限大なんだなと改めて実感したプロジェクトになって感無量です。応募してくれた一人一人が、時間を費やして作った作品すべてにロマンを感じたし、プロ、アマ関係なく音好きが集まって一緒に音楽で遊べたことに希望すら感じました。Chanceは自分で掴むもの、そのきっかけを今後もいろんな形で提示していくつもりなのでクリエイターのみなさん、探究心を大切に。
”keep your eyes open because It’s starting from here to somewhere. “


▲リミックス大会の優勝アーティストと優秀アーティスト計9組のリミックス楽曲を収録したアルバム『RE/START LINE』。タワーレコード限定でCD、そしてオリコン・ミュージック・ストアにてダウンロード発売している

これに続く“JUN-JI DRUMS SONG WRITING CONTEST”の応募締め切りは4月30日まで!
ぜひ、チャレンジしてみよう!

JUN-JI DRUMS SONG WRITING CONTEST

Loopcloud