スラッシュも愛したジュビリーに20wモデルが登場

2月14日発売のWeROCK 057の巻頭試奏レポートで紹介した、マーシャルのミニ・ジュビリー。

その記事をこのブログでも公開します!

 

ガンズ・アンド・ローゼズのスラッシュが、デビュー間もない頃に使用していたと言われるのがマーシャル:2555、通称ジュビリー・シリーズだ。

2015年にジュビリーは復刻したが、今回、ミニ・ジュビリーとして登場してくれた。

基本的な仕様は100wのジュビリーと同じで、シンプルなツマミ構成でありながらの2チャンネル仕様になっている。

※下の写真は搭載されている真空管。プリ管としてECC83を3本、パワー管としてEL34を2本搭載している。

チャンネルの切り替えは、アウトプット・マスターのツマミをプルすることで、オーバードライブ・チャンネルに切り替わる仕様だ(写真下)。EQは2チャンネル共通のコントローラーで独立タイプではない。

まずは、クリーン・チャンネルから試奏してみよう。

真空管ならではの暖かみがありつつ、マーシャルらしいクリーン・サウンドだが、20Wでありながらかなり音量が大きい。

“ミニ”という名称なのに、このまま小ライヴができちゃうんじゃないかと思うぐらいの音圧があるのだ。

ところがスタンバイ・スイッチを兼ねているロー/ハイ・スイッチをロー側にすると出力が5wになってくれる(写真下)。

 

基本的にトーンを変えずに出力が変わってくれるので、単純に音量が下がった印象でうれしい。

続いて、オーバードライブ・チャンネルにいってみよう。

お〜、かなりトレブリーでいながら、ローもしっかり出てくれる。

JCM800を、もう少し歪ませて低域をふくよかにした歪みと言えばわかりやすいだろうか?

驚くのはEQコントローラーだ。

かなり可変幅が広く、高域のヌケが抜群なのでトレブルは12時で充分。

さらにインプット・ゲインをプルすると、リズム・クリップという機能が働き、低域をすっきりさせてくれる。

ミドルもベースも、かなり調整幅が広いので、シンプルなコントロールのモデルなのに、音作りの幅が広いことに驚かされた。

今回、コンボとヘッドが発売されたわけだが、どちらを購入するか悩むところだろう。

スラッシュ好きじゃなくても、ここは部屋のインテリアとしてもカッコいいヘッドを選びたい!

あとは、キャビネットの発売を待つばかり?

 

 

 

マーシャル

2525H MINI JUBILEE(アンプ・ヘッド) ¥140,000+税

2525C MINI JUBILEE(コンボ・アンプ) ¥160,000+税

〈共通仕様〉●出力:20w/5w ●真空管:ECC83×3本(プリ管)、EL34×2本(パワー管) ●コントロール:アウトプット切り替えスイッチ、プレゼンス、ベース、ミドル、トレブル、アウトプット・マスター(プルでオーバードライブ・チャンネルに)リード・マスター、インプット・ゲイン(プルでリズム・クリップ) ●入出力端子:スピーカー・アウト(1×16Ω、1×8Ω/2×16Ω、1×4Ω/2×8Ω)、D.I.アウト、フットスイッチ・イン、FXセンド、FXリターン

〈2525H〉●外形寸法:510(幅)×232(高さ)×220(奥行き)mm ●重量:10kg

〈2525C〉●スピーカー:セレッション製G12M-25 ●外形寸法:490(幅)×475(高さ)×280(奥行き)mm ●重量:19kg

問:株式会社ヤマハミュージックジャパン

http://www.marshallamps.jp