3月3日、マーシャルの新DSLシリーズが発売!

マーシャルから、新たに5機種のDSLシリーズが3月3日に発売される。

DSLシリーズとは、同社のJCM2000シリーズのサウンドや操作性を継承しつつ、コストパフォーマンスも追求したモデル。今回は、2017年に生産完了となったDSLシリーズの後継機種として、近年注目されている1wモデルを含めて、合計5機種のラインナップとなる。その新製品群を紹介しよう。
※価格はすべてオープン・プライスだ。

●DSL1C、DSL1H
出力1wのコンボのDSL1CとヘッドのDSL1H。ともに、プリアンプ部にECC83を2本、パワー・アンプ部にECC82を1本搭載した真空管アンプだ。
クリーンからクランチまでカヴァーするクラシック・ゲイン・チャンネルと歪み専用のウルトラ・ゲイン・チャンネルを備えている。また、小音量でも優れたマーシャル・サウンドが得られるように設計されていて、自宅練習や小規模なリハーサルに適している。出力を0.1wまで下げられるパワー・リダクション・スイッチやアンプ・サウンドをシミュレートしたライン&ヘッドフォン・アウト、サイレント・レコーディング・モードなどを装備。コンボのDSL1Cは、セレッション製8インチ・スピーカーを1発搭載している。

DSL1C
〈仕様〉 ●出力:1w/0.1w ●真空管:ECC83(プリ管)×2、ECC82(パワー管)×1 ●チャンネル:クラシック・ゲイン、ウルトラ・ゲイン ●コントロール:クラシック・ゲイン・チャンネル=ヴォリューム、ウルトラ・ゲイン・チャンネル=ゲイン、ヴォリューム トレブル、ミドル、ベース、リヴァーブ チャンネル・セレクト・スイッチ、トーン・シフト・スイッチ ロー・パワー・スイッチ(リア・パネル) ●入出力端子:インプット、オーディオ・イン、エミュレイテッド・アウト、エフェクト・センド、エフェクト・リターン、フットスイッチ・イン、1/4″スピーカー・アウト(16Ω) ●スピーカー:セレッション製Eight-15 ●外形寸法:360(幅)×340(高さ)×215(奥行き)mm ●重量:7.9kg

 

DSL1H
〈仕様〉 ●出力:1w/0.1w ●真空管:ECC83(プリ管)×2、ECC82(パワー管)×1 ●チャンネル:クラシック・ゲイン、ウルトラ・ゲイン ●コントロール:クラシック・ゲイン・チャンネル=ヴォリューム、ウルトラ・ゲイン・チャンネル=ゲイン、ヴォリューム トレブル、ミドル、ベース、リヴァーブ チャンネル・セレクト・スイッチ、トーン・シフト・スイッチ ロー・パワー・スイッチ(リア・パネル) ●入出力端子:インプット、オーディオ・イン、エミュレイテッド・アウト、エフェクト・センド、エフェクト・リターン、フットスイッチ・イン、1/4″スピーカー・アウト(16Ω) ●外形寸法:360(幅)×210(高さ)×215(奥行き)mm ●重量:5.6kg

 

 

●DSL5C
セレッション製10インチ・スピーカーを1発搭載した、出力5wのコンボ・アンプがDSL5Cだ。プリアンプ部にはECC83を3本、パワー・アンプ部にはECC99を1本搭載し、1wモデルと同じく、クラシック・ゲインとウルトラ・ゲインという2チャンネル仕様となっている。また、低域を加えるディープ・スイッチも搭載。

DSL5C
〈仕様〉 ●出力:5w/0.5w ●真空管:ECC83(プリ管)×2、12BH7(パワー管)×1 ●チャンネル:クラシック・ゲイン、ウルトラ・ゲイン ●コントロール:クラシック・ゲイン・チャンネル=ゲイン、ヴォリューム、ウルトラ・ゲイン・チャンネル=ゲイン、ヴォリューム トレブル、ミドル、ベース、リヴァーブ チャンネル・セレクト・スイッチ、ディープ・スイッチ、トーン・シフト・スイッチ ロー・パワー・スイッチ(リア・パネル) ●入出力端子:インプット、オーディオ・イン、エミュレイテッド・アウト、エフェクト・センド、エフェクト・リターン、フットスイッチ・イン、1/4″スピーカー・アウト(16Ω) ●スピーカー:セレッション製Ten-30 ●外形寸法:455(幅)×420(高さ)×240(奥行き)mm ●重量:12.7kg

 

 

●DSL20H、DSL20C
プリアンプ部にECC83を3本、パワー・アンプ部にEL34を2本搭載した、出力20wのヘッドがDSL20H、出力20wのコンボがDSL20C。こちらもクラシック・ゲインとウルトラ・ゲインの2チャンネル仕様で、3バンド・イコライザーに加え、超高域をコントロールするプレゼンスと超低域をコントロールするレゾナンスを備え、細かな音作りが行なえる。また、サイレント・レコーディング機能も装備。コンボにはセレッション製12インチ・スピーカーを搭載している。

DSL20H
〈仕様〉 ●出力:20w/10w ●真空管:ECC83(プリ管)×3、EL34(パワー管)×2 ●チャンネル:クラシック・ゲイン、ウルトラ・ゲイン ●コントロール:クラシック・ゲイン・チャンネル=ゲイン、ヴォリューム、ウルトラ・ゲイン・チャンネル=ゲイン、ヴォリューム トレブル、ミドル、ベース、プレゼンス、レゾナンス、リヴァーブ チャンネル・セレクト・スイッチ、トーン・シフト・スイッチ、出力切り替えスイッチ(ロー/スタンバイ/ハイ) ●入出力端子:インプット、オーディオ・イン、エミュレイテッド・アウト、エフェクト・センド、エフェクト・リターン、フットスイッチ・イン、1/4″スピーカー・アウト×3(16Ω×1、8Ω×2) ●外形寸法:500(幅)×250(高さ)×240(奥行き)mm ●重量:9.7kg
DSL20C
〈仕様〉 ●出力:20w/10w ●真空管:ECC83(プリ管)×3、EL34(パワー管)×2 ●チャンネル:クラシック・ゲイン、ウルトラ・ゲイン ●コントロールクラシック・ゲイン・チャンネル=ゲイン、ヴォリューム、ウルトラ・ゲイン・チャンネル=ゲイン、ヴォリューム トレブル、ミドル、ベース、プレゼンス、レゾナンス、リヴァーブ チャンネル・セレクト・スイッチ、トーン・シフト・スイッチ、出力切り替えスイッチ(ロー/スタンバイ/ハイ) ●入出力端子インプット、オーディオ・イン、エミュレイテッド・アウト、エフェクト・センド、エフェクト・リターン、フットスイッチ・イン、1/4″スピーカー・アウト×3(16Ω×1、8Ω×2) ●スピーカー:セレッション製Seventy-80 ●外形寸法:500(幅)×420(高さ)×250(奥行き)mm ●重量:16.3kg

 

そして、このDSLシリーズと合わせて、MG-Goldシリーズが3月3日に発売される。
こちらは、エントリー・シリーズとして親しまれてきたMGシリーズの外観を、マーシャル伝統のゴールド・パネルを基調としたデザインに変更したリニューアル・モデルだ。
ラインナップは、以下のコンボ・アンプ4機種。価格はすべてオープン・プライスとなっている。▲左より、MG10(出力10w、2チャンネル仕様)、MG30FX(出力30w、4チャンネル仕様)、MG15FX(出力15w、4チャンネル仕様)、MG50FX(出力50w、4チャンネル仕様)

 

問:株式会社ヤマハミュージックジャパン
http://www.marshallamps.jp/