キラーの名機が復活!?

kgkb_titl

WeROCK読者にも注目度が高いキラー・ギターから、気になる2モデルが発表される。
下のテキストを読む前に、下の写真を見て頂ければわかるだろう!
まずは、あのTAIJIが愛用していたことでも知られるKB-Criminalの廉価モデルだ。
そして、これまたキラーの名機と言えるスケアリーの復活モデルを紹介しよう!!


KILLER
KB-RANCOR ’25

¥110,000(税込)

【仕様】
●ボディ:アルダー
●ネック:メイプル(ボルトオン・ジョイント)
●指板:ローズ、24フレット(864mmスケール)
●ピックアップ:Original PB(フロント)、Original HB(リア)
●コントロール:マスター・ヴォリューム、バランサー、マスター・トーン
●ブリッジ:カスタム・タイプ
●カラー:ブラック、33トーン・サンバースト
●付属品:ソフト・ケース

TAIJIこと沢田泰司が愛用していたことでも知られるキラーのKB-Criminal bass Signature。
クリミナル・ベースといえば、TAIJIファンだけではなく、そのシェイプやワイドレンジなトーンからあらゆるジャンルにフィットするモデルとしてベーシストには注目のモデルだった。現在も、さらに進化したKB-Criminal bass
Signature PH custom ’24 Phoenix visionやPJ ’24 Phoenix visionが発売されているが、ハッキリ言うと、とても高価なモデルとなってしまっている。
しかし、そのクリミナル・ベースを再現しつつ、価格を抑えたモデルが登場する。
それが、今回、試奏したKB-RANCOR ’25だ。TAIJIでおなじみのフェニックス模様はないが、ボディなどのシェイプやピックアップ配列などは、KB-Criminal bass
Signature PHと同様。そのうえで、価格は、なんと約1/8に抑えられている! ギターやベースに限らず最近の楽器は、とても高くなってしまったが、破格といってもいい値段設定だ。
さっそく試奏してみよう。弾いてみると、すぐにわかるのが、クリミナル・ベースでもそうだったように、ギター・ライクというべきかとても弾きやすいバランス、ネックの握りになっている。ギタリストでも手軽に弾ける仕様なのはクリミナルそのままだし、TAIJIモデルの伝統を受け継いでいる。さらに軽量なのもいい。かと言って音が軽くなるわけではなく、ハムバッキング・ピックアップはパワフルだ。これは買い!?

細めのネックがとにかく弾きやすく、ギター感覚で握ることができる

ネックは4点留めボルト・オン仕様だ。かなりガッチリ感があり、ぜったいに音色にも影響がありそう


KILLER
KG-Scary Flame Top Limited ’26

¥1,232,000(税込)

【仕様】
●ボディ:フレイム・メイプル・トップ+アルダー・バック
●ネック:ハード・メイプル(ディープ・インサート・ジョイント)、シンUシェイプ
●指板:エボニー、22フレット(648mmスケール)
●ペグ:ゴトー SG360-07-MGT
●ピックアップ:セイモア・ダンカン(フロント:SH-1n 59/センター:SSL-1 vintage staggered/TB-59 59)
●コントロール:マスター・ヴォリューム、5ウェイ・ピックアップ・セレクター、プリセット・スイッチ
●ブリッジ:フロイド・ローズ・オリジナル
●カラー:ヴィンテージ・ナチュラル(写真)、ダーク、サンセット・パープル
●付属品:ソフト・ケース

キラー・ギターの中でも、プライムなどと並び初期からあるモデルが、このスケアリーだ。
ルーク篁参謀が使用するファシストと同様のSTシェイプを採用しているものの、随所にキラーならではのこだわりが感じられる1本。わかりやすいところでのファシストとの違いは、エボニー指板、ピックアップがHSH仕様となっているところだろう。
このピックアップ配列により、ピックアップ・セレクターは6ウェイを採用し、もうひとつのミニ・スイッチはキラーでおなじみのダイレクト・スイッチではなく3ウェイとなっている。
この3ウェイ・ミニ・スイッチがナイス・アイディアで、ネック側にするとヴォリューム・スルーとなりダイレクト・スイッチ仕様。中央がヴォリュームがオンとなり、ギター側でヴォリューム操作が可能となる。そして、ブリッジ側にするとリア・ピックアップがタップされてシングルコイル仕様となるのだ。このスイッチも活用することで、たとえばピックアップ・セレクターと併用して、リアとシングルとセンターを組み合わせて、ヴォリュームを絞ったクランチ・トーンなど、枯れたサウンドも作り出すことができた。
そもそも音を出してみると、すぐに素晴らしいギターだとわかる。リアで弾いてみると、音の立ち上がりが激速で、ブライトなのだ。フレイム・メイプル・トップ+アルダー・バックに、セイモア・ダンカン59・ピックアップの組み合わせはパーフェクトと言えよう。センター・ピックアップの太い感じもよく、ふだんセンターを使わないギタリストでも使いたくなるトーンなのだ。キラーならではのロー・アングル・セッティングは、なんのストレスもなく弾きやすく、スケアリーのいちばんの特徴ともいえるキラーいち細身のネックは、シンUシェイプと相まって細すぎず、もちろん太すぎない絶妙な弾き心地になっている。
ブリッジはアーム・アップもできる仕様になっていて、これまた絶妙なバランスで仕上がっている。
値段からしてもキラーの最高峰のひとつと言えるモデルだが、間違いなく最高レベルの1本だろう。

キラーでいちばん細身だというネック。かなり握りやすく、手の小さい女子でもグッドだろう

ジョイントは、フロント・ピックアップの下まで潜り込んでいるキラー独自のディープ・インサート方式だ

▲美しい木目が出ているフレイム・トップ・ボディを採用

▲KG-FASCIST ’23のボディと並べてみると、トップの肘部分の角度が微妙に違う!?

 

■KG-Scary Flame Top Limited ’26の詳細■
https://www.killer.jp/guitar/kg_scary_flame-top-limited-26.html