YOSHIKIプロデュースのワインが登場
9月2日、都内でYOSHIKIがプロデュースを手掛けるワイン・ブランド“Y by Yoshiki”(ワイ・バイ・ヨシキ)の新作ワインの発表会が行なわれた。
Y by Yoshikiは、08年、ワインの名産地であるナパ・ヴァレーのワインの造り手一族の4代目であり自身も醸造家であるロブ・モンダヴィ Jr.氏とのコラボで造られ、今回は新たに白ワインの“2012 Y by Yoshiki Napa Valley Chardonnay”と赤ワインの“2011 Y by Yoshiki Napa Valley Cabernet Sauvignon”の2種類が発表されたのだ。
発表会ではYOSHIKIとロブ氏によるクロス・トークが展開され、ロブ氏はYOSHIKIのことを「ロック・スターとしてすばらしく偉大な存在であるだけでなく、ワイン、そして人生に対しての情熱がすばらしい」と語り、「今回、100を越えるサンプルをテイスティングして、ブレンドを決めた」、「この作業は音楽を造ることに似ているかもしれない」と明かしてくれた。
YOSHIKIも「いいものを聴いていないといい音楽が作れない。(同じように)ナパの高級ワインをほとんど飲んで、(このワイ・バイ・ヨシキも)そこに近づき、打倒できるのではないかと思い作りました」と返す。また、「とても飲みやすい、力強い中でも口当たりがいいワインを目指した」とのこと。「ワインがわかる人に飲んでほしい」と語りつつ、「お酒は仲間達と飲むのが美味しいと思うし、できれば僕の音楽を聴いていただいたり、好きな人と一緒に飲んでほしい」とのこと。
さらに、ロブ氏は「一緒にワインを作る時にYOSHIKIさんはいいものばかり選んだんですが、いいものというのは少なくて、今回のワインは数が少ないんです。だから見たら絶対に買ってほしい」と語り、YOSHIKIは「もし自分が(ミュージシャンではなく)ワインだけしか作らない人だったら、という観点に立って作ったワイン。かなりの自信作」と言葉を重ねた。
そして、囲み取材ではアルバムについてこう語ってくれた。「ワインを出す前にアルバムを出せって(笑)。自分で突っ込んでしまいましたけど。(リリースは)時間の問題だと思います。アルバムはロマネ・コンティ級。それまでワインを飲んで楽しんでほしい」。
なお、今回の2種類のワインは9月5日(月)から発売される。
また、発表会の会場にはYOSHIKIのドラム・セットも飾られ、注目を集めていたことを付け加えておこう。
▲2012 Y by Yoshiki Napa Valley Chardonnay(ナパ・ヴァレー シャルドネ) ¥9,800(+税) 生産量は1,800本
▲2011 Y by Yoshiki Napa Valley Cabernet Sauvignon(ナパ・ヴァレー カベルネ・ソーヴィニョン) ¥14,800(+税) 生産量は3,600本