YOSHIKI、緊急記者会見で明かした日本ツアーへのヴィジョン
本日、都内でYOSHIKIが緊急記者会見を開き、来るべき日本ツアーについて語ってくれた!
朝に帰国したばかりのYOSHIKIだったが、その疲れをものともせず、取材陣とファンクラブから選ばれた数百人のファンの前に登場。
大歓声が上がる中、7月に行なう“X JAPAN WORLD TOUR 2017 WE ARE X Acoustic Special Miracle〜奇跡の夜〜6DAYS”へのヴィジョンを語っていくYOSHIKI。
まず、明らかになったのは、ライヴ本編の前に映画『WE ARE X』のウェンブリー・ヴァージョンという60分ヴァージョンが上映されるということ。
19時開演の場合は、19時から20時までこのフィルムが上映され、その後、コンサートがスタートするという。
そして、本来はドラム・セットが置かれる場所にピアノが置かれ、その左右に計20名程度のストリングス・プレイヤーがスタンバイしてライヴを行なうとのことだ。
サウンドも“アコースティック”とは言え、多少は歪み系の音も入るという。
そして、コンサート本編は2時間から2時間半は行なう考えがあると語るYOSHIKI。
より具体的な内容は、今週行なわれるリハーサルで詰めていくとのことだが、Toshlとの会話の中で、ここ数年のライヴではやっていなかった「ROSE OF PAIN」や「UN-FINISHED…」のような昔の曲もやってみようかというアイディアも出てきていると語ってくれた。
そして、ゲスト・ドラマーの参加はきっぱりと否定し、同期によるドラムの音源もしないということで、ドラムの音はいっさいないライヴになると話してくれた。
また、YOSHIKI自身の体調については、“あまりよくない”と語り、まだ首を締められているような違和感があり、左手は痺れっぱなしだという。
そうした中でも前に向かうことで痛みを忘れていると語るYOSHIKI。
「X JAPANとして世界の壁に挑戦してきて、その壁が低く薄くなり、もう少しでその壁を打ち破るところに来た。
ここまで来たら、HIDEの夢やTAIJIの夢もあるし、その壁を壊すまではやめられない」。
「今回しかできないステージであり、感動的なステージにする自信があり、歴史的なステージになる」。
そんな力強い言葉の数々に、今回の日本ツアーへの期待がますます高まった会見だった。