X JAPAN、7月の日本ツアーは初のフル・アコースティック・ライヴに!

本日、6月9日、都内でX JAPANが記者会見を行ない、7月の日本ツアーはYOSHIKIがピアノで参加し、フル・アコースティックでのステージで決行することが発表された。

 

会見にはToshl、PATA、HEATHが出席し、まず、このツアーに向けての意気込みなどを語ってくれた。

この会見の模様をお伝えしたい。

 

Toshl「ドクターやまわりの関係者の意見も聞きながら、前向きに(日本ツアー)をやろうということになりました。

やるにあたっては手術したばかりで、ドラムを叩くということができませんので、YOSHIKIにはピアノで参加するということで。

基本的にはアコースティックのセッション、そんなコンサートをするということで話を進めております。

コンサートのタイトルも決定いたしましたので発表したいと思います。

コンサートのタイトルは“X JAPAN WORLD TOUR 2017 WE ARE X Acoustic Special Miracle〜軌跡の夜〜6DAYS”。

普通の、YOSHIKIがドラムを叩く、通常のコンサートの形式ではないですけども、今の時期だからこそできる我々の最高のパフォーマンスを、ファンの方々とX JAPANのメンバーで共有したいなと思っております。

こういうアコースティック・セッションは初めてやるものですから、僕達もどうなるんだろうとこれからワクワクしながらリハーサルに入り本番を迎えたいと思っております。

今回はいろんな障害があり、これを延期しようという考えもあったんですけども、YOSHIKI自身が苦しいリハビリを乗り越えるにあたって目標を持ちたいということを僕に何度も問いかけてきました。

目標を持つことが自分の活力、生きる力につながる。

そして目標を持ってファンの人と素晴らしい時間をともにしたいと彼自身も強く希望していましたので、こういうコンサートにしようという結果になりました」。

PATA「来ていただいたファンの方々が納得できるコンサートをやりたいと思ってます。ガンバります」。

HEATH「どんな状況になってもベストを尽くしていきたいと思うので、応援のほどよろしくお願いします」。

 

そして、本日は大阪でライヴがあるため出席できなかったSUGIZOからも以下のメッセージが届けられた。

SUGIZO「どんな状況であろうとも全力を尽くします。

どんなに苦境になろうとも全霊で臨みます。

それが僕の役目だと思っています」。

 

また、Toshlは「多くのファンの方々から熱い応援をいただいて、YOSHIKIに対しても本当に世界中から多くのメッセージをいただいて、励ましをいただいて、応援をいただいて、本当に本人にとって大きな力となったと思いますし、我々も勇気づけていただきました。

そんなファンのみなさんに今僕達ができる、最大の、最高のお返しといったらあれですけども、そういったことがしたいと思っています」とファンへの感謝を述べた。

 

さらに、YOSHIKIもロサンゼルスから電話で記者会見に出席。

YOSHIKIの強い意向でアコースティック・ライヴという形でツアーが行なわれることがあらためて語られた。

「ぜひコンサートをやらせてほしい。

ただし、ドラムは叩けない、今後叩けるかどうか今はわからない。

だから、まずピアノを演奏させていただいて、ステージに経たせていただきて、次の目標に向かっていくということをさせていただければと思って」。

「今まで何があっても前に進んできたので、今回止まることで終わってしまうんじゃないかと考えすぎちゃいまして。

だから、こういう状況なんですけど、前に進みたい。

アコースティックということで、アレンジも変えなきゃいけない。

ストリングスも20名近く入っていただいてということも考えています」。

 

Toshl「僕にとってもメンバーにとっても新しい、今までにないアコースティックだけでコンサートを作るという、挑戦でもあるんですが、すごい楽しみなステージになるんだろうなと思ってます。

YOSHIKIがピアノを弾いてくれること、それに合わせて演奏したり歌うことをすごい楽しみにしています。

これをキッカケに新たなX JAPANの挑戦が始まっていくんだなあと思ってます。

ファースト・ステップとしていいコンサートにできるんじゃないかなと思ってます」。

 

なお、8月下旬から9月上旬にかけて東名阪で行なわれるYOSHIKIのプレミアム・ディナーショウもすべて予定どおり行ないたいとのこと。

 

YOSHIKI「ステージに立つ以上は、感動的的な空間を作り、最高のコンサートにしようと思っています」。

 

X JAPAN初となる、全編アコースティックによるライヴ。

はたして、どんなステージが繰り広げられるのだろうか?