YOSHIKI 復活の夜をレポート!

4月10日、11日の2日間、東京・台場のZepp DiverCityで“復活10周年記念 X JAPAN LIVE 2018 アメリカフェス出演直前 PREMIUM GIGS 〜YOSHIKI 復活の夜〜”が行なわれた。
その2日目の模様をレポートしよう。

 

会場は、もちろん超満員。
会場が暗転し、「MIRACLE」が流れる中、上映される世界各国でのステージの模様……。
すでに場内のテンションはマックス!
「JADE」、「RUSTY NAIL」の連発で、“YOSHIKI復活!”を印象づけてくれた。
また、「I.V.」ではアメリカのコーチェラでのフェスにゲスト・ギタリストとして出演するウェス・ボーランド(リンプ・ビズキット)が出演。
ソロをXの名曲のリフを弾きファンを湧かせるPATA、ヴァイオリン・ソロでも存在感を放つSUGIZO、「BENEATH THE SKIN」でスラップを決めていくHEATH、そしてYOSHIKIとともにライヴ全体をリードしていくToshl……“これがX JAPANだ”というステージが矢継ぎ早に展開される。
そして、本編最後の「紅」では、MUCCのミヤもゲスト出演。PATAとSUGIZOとともにギター・ソロを決めてくれた。
また、アンコールの「BORN TO FREE」では、ウェスと同じくコーチェラでのゲスト出演が発表されているリチャード・フォータス(ガンズ・アンド・ローゼズ)が加わり、「X」ではそこにウェスとミヤも参加!
ギタリストが並ぶシーンに、エクスタシー・サミットの一幕を想起したファンもいたのではないだろうか。

MCでYOSHIKI自身は“首の状態は100%回復はしていない”と語っていたが、次々と繰り出される代表曲、そしてその激しいドラミング。
もう一度、記すが“YOSHIKI復活!”という印象を知らしめてくれたこの2日間だったと思う。

X JAPANは、4月14日と21日にアメリカ・コーチェラでのフェスに出演。モハーヴェ・ステージでのヘッドライナーとして立つことが決まっていて、すでに現地メディアでも注目を集めている。
なお、このフェスには、HIDEとTAIJIのホログラムも予定されていて、7人でのX JAPANとして出演ということもアナウンスされている。
ちなみにアルバムについては、99.7%まで来ているが、まだ完璧じゃないと語っていたYOSHIKI。
この数値が100%になることを期待したい!

 

■set list■
①MIRACLE(INTRO)
②JADE
③RUSTY NAIL
④KISS THE SKY
⑤I.V.
⑥guitar solo/Wes Boland、PATA
⑦DRAIN
⑧SUGIZO violin solo
⑨BENEATH THE SKIN
⑩FOREVER LOVE
⑪YOSHIKI  piano solo
⑫ART OF LIFE
⑬紅
〈encore〉
①WORLD ANTHEM
②ENDLESS RAIN
③BORN TO BE FREE
④X
⑤TEARS(OUTRO)