プロを納得させるアーニーボール弦

国内外を問わず、多くのプロ・ギタリスト/ベーシストが愛用しているアーニーボール弦。今回、ラウドネスの高崎 晃 & 山下昌良の証言やギター・テックへの取材、そして試奏レポートという形で、あらためてアーニーボール弦の魅力をお伝えしたい!
※グラフは各製品の優劣を示すものではなく、キャラクターを示すものです。
※WeROCK 072の掲載記事より。

高崎 晃(ラウドネス)の証言
「弾いた音のニュアンスを出してくれる弦だね」

 

▲写真:JOHN CHEESEBURGER

弦を選ぶ時に重要視してるのは、自分の感覚だね。鳴らない弦は、まず使わない。
そんな俺が選んだのが、アーニーボールのコバルト弦。すぐに自分のプレイにフィットする弦だと思ったよ。ゲージは、レギュラー・チューニングが09〜46で、ダウン・チューニングには10〜52を使ってる。コバルトは、左手の弾き心地もいいし、ラウドなんだ。ブライトでハイもしっかり出るし、弾いた音のニュアンスも出てサスティンもある。細かいニュアンスが出てくれる弦が好みなんだよね。チューニングの安定性もいい。コバルトを気に入ってからは他の弦を試してないからわからないけど、音ヌケもいいはずだよ。弦の寿命も長いしね。
とにかく選んだ最大の理由は音質。破壊力が他の弦より大きい。アーニーボールの弦は、どれも素直な音が出てくれるし、すべてにおいて信頼性が高い。好き嫌いは人それぞれだと思うけど、弦を選ぶ時は自分の感覚を大切にしてほしいね。


ラウドネスのギター・テックが明かす“弦の秘密”

 

ラウドネスの楽器を支えるスペシャルなクルー!
左より、高崎担当の金谷“CHIN”秀行氏(レオ・ミュージック)と、山下担当の伊藤“いとぺん”浩一氏

——高崎さんや山下さんから、弦交換の際にリクエストなどありますか?
CHIN:ギターでいえば、毎回、テンション感が同じになるようにとは言われます。それも、弦自体ではなく、弦高だったり他の原因のほうが多いので、弦交換に関してはお任せな感じですね。
いとぺん:ベースも、とくに山下さんから言われることはないですね。ただ、本人がいちばん気にしているのは、弦の寿命が近づいてる時の音の張りですね。なので、弦交換に関してのリクエストは、とくにはないですね。
——寿命に関しては、高崎さん、山下さん本人が判断されるのですか?
CHIN:ギターの本数が多いので、だいたい1公演で1本につき3〜4曲ぐらいしか使用されないのですが、高崎さんの場合は衣装で革を着ていることも多く、けっこう汗をかかれるんですね。手だけではなく身体全体の汗で弦にも湿気が付くので、意外と毎回交換してます。交換しなくても大丈夫そうだなと思う時でも、リハーサルをやった段階で“ちょっとまずいかな?”と思ったら、本番の直前でも交換してます。
いとぺん:ベースは、曲によってベース自体を持ち替えることは少ないんですが、やはり1公演ごとに交換しますね。張り替えができなかった時でも、山下さんはリハの時に“ちょっと、この弦、死んできてるよ”と敏感に感じられる方なので、言われる前に交換します。新品であれば、まず問題ないのでね。
——ベースもライヴごととなると、アマチュアでは予算的に難しい話ですよね(笑)?
CHIN:たぶん、僕も高崎さんじゃなかったら替えないですよ。弦の音が生きていることが大切なので。新品ならではのトーンの問題が大切で、切れるとか寿命的なことではないんですよ。
いとぺん:アーニーボールのコバルト弦は寿命も長いと思うんですよ。だから、たとえば2日間のライヴがあったとして、初日が終わって次の日でもリハは行けるんですけど、本番の後半になって新品のトーンが出なくなると困るので事前に替えるようにしてます。
——そのあたりは、ギターを触った時にわかるものですか?
CHIN:それよりも、高崎さんがリハで弾いてる音を聴いて“いつもの音と違うな”と感じれば、本番前に替えたほうがいいなとなりますね。
——それは弦の寿命が短いというわけではなく?
CHIN:そういうことではないですね。高崎さんや山下さんだから、ですね。ふつうだったら、ぜったいに替えないですね。
——高崎さんも山下さんも、コバルト弦を使用されていますが、もちろん他の現場ではCHINさんもいとぺんさんも違う種類の弦を使用していると思います。他の弦と比べてコバルトはどうですか?
CHIN:コバルトは、すごくヘヴィ・メタルのサウンドに合ってると思います。トーンにキラびやかさがあって音ヌケもいいんです。それに、じつは耐久性も、すごくよくてコーティング弦じゃないのに持ちがいいなって思うんです。だから、先ほど言っていた交換のタイミングも、すごく細かいところでの話なんです。1%でも最善をつくす感じです。
いとぺん:ベースも同意見ですね。コバルトはロックにすごく合うと思います。音ヌケもいいですし、山下さんじゃなければ1公演ごとに替えなくても、ぜんぜん行けると思うんです。交換するのは、よりインパクトがある音を目指すためですから。
CHIN:それに、コバルトは材質のおかげか、精度が高い印象があるんですよ。弦ごとにバラつきがないですし、弦の問題で切れたこともないです。弦って、袋に丸まって入ってるじゃないですか? そこから出した瞬間にまっすぐになってくれて、ヨレがないんです。たまに、安価な弦とかだと、同じものを買っても精度の違いがあったりするんですが、それがないんです。
いとぺん:チューニングも安定しやすいですよね。
CHIN:ずっと伸びる弦とかあるもんね。ぐいぐい伸ばさなくても、すぐに安定してくれます。弦が1本ずつ袋に入ってるじゃないですか? それのほうが、やっぱり信頼性がぜんぜん違いますね。
いとぺん:やはりアーニーボールの弦は、どれでも安定してますよね。
CHIN:なによりも高崎さんが使ってるわけですから、ハード・ロック系のサウンドをやるならぜったいに試してもらいたいですね。ラウドネスが選んだ弦なわけですし、自信持ってオススメできます。

高崎 & 山下の弦交換を公開!!
ギター編

 

▲①まずは、交換前の弦を外すところから。
CHIN氏は手動のワインダーを使用!

▲②すべての弦を外したところ。
写真ではややわかりづらいが、ペグの向き、穴の向きをそろえている

 

▲③巻き弦を切る際、ここの部分を切断!
これをブリッジ側でロックする

 

▲④さらに太い部分に切り込みを入れる。
これにより、ロックされた時の安定度が増すそうだ

 

▲⑤どこから弦を巻くのかを計っているところ。
第2関節あたりを目安にしている

 

▲⑥すべての弦を巻き終えてからネック側の弦を切断していく終了!

ベース編

 

▲①レオ・ミュージック特製のテック・ケースに注目!
そこにベースを寝かせる

▲②ブリッジにボールエンドを固定し、
ネック側で弦を切断するポイントを決める

 

▲③これは3弦の切断ポイントを計っているところ。
人差し指を目安にしていた

 

▲④ナットあたりでテンションをかけながら弦を巻いていけば完成

 

▲⑤弦を伸ばしているところ。
伸ばさずに、前日に張っておいて安定させたほうがいいそうだ

 

▲⑥ナットとペグの間をこのように押すとチューニングの安定感が増す


試奏レポート〜ギター弦 編

SLINKY NICKEL WOUND

ロック・ギター弦の定番といえるレギュラー・モデル

まさに、ギター弦の標準と言っても過言ではないアーニーボールのレギュラー・モデル。
今回は高崎 晃が使用しているゲージ(09〜46)に合わせて、ハイブリッド・スリンキーを基準としてみた。ハイブリッドといっても、ワウンド弦(4〜6弦)がレギュラー・スリンキー、プレーン弦(1〜3弦)がスーパー・スリンキーとの組み合わせなので、基本はレギュラー・モデルと変わらない。弾いてみると、おなじみのアーニーボールのトーンだ。倍音豊かでテンション感もちょうどいい標準となるモデル。なお、下記のグラフは、このモデルを基準とするのでフラットとしてある。

〈6弦用〉
●PRIMO SLINKY/P02212:.0095、.012、.016、.024、.034、.044 ¥1,500+税
●MEGA SLINKY/P02213:.0105、.0135、.0175、.028、.038、.048 ¥1,500+税
●MAMMOTH SLINKY/P02214:.012、.016、.024w、.034、.048、.062 ¥1,800+税
●SKINNY TOP HEAVY BOTTOM SLINKY/P02215:.010、.013、.017、.030、.042、.052 ¥1,700+税
●POWER SLINKY/P02220:.011、.014、.018p、.028、.038、.048 ¥1,500+税
●REGULAR SLINKY/P02221:.010、.013、.017、.026、.036、.046 ¥1,500+税
●HYBRID SLINKY/P02222(写真):.009、.011、.016、.026、.036、.046 ¥1,500+税
●SUPER SLINKY/P02223:.009、.011、.016、.024w、.032、.042 ¥1,500+税
●EXTRA SLINKY/P02225:.008、.011、.014、.022w、.030、.038 ¥1,500+税
●BURLY SLINKY/P02226:.011、.014、.018p、.030、.042、.052 ¥1,500+税
●ULTRA SLINKY/P02227:.010、.013、.017、.028、.038、.048 ¥1,500+税
●NOT EVEN SLINKY/P02626:.012、.016、.024p、.032、.044、.056 ¥1,700+税
●BEEFY SLINKY/P02627:.011、.015、.022p、.030、.042、.054 ¥1,700+税
〈7弦用〉
●POWER SLINKY 7-STRING/P02620:.011、.014、.018p、.028、.038、.048、.058 ¥2,000@+税
●REGULAR SLINKY 7-STRING/P02621:.010、.013、.017、.026、.036、.046、.056 ¥2,000+税
●SUPER SLINKY 7-STRING/P02623:.009、.011、.016、.024w、.032、.042、.052 ¥2,000+税
〈8弦用〉
●SKINNY TOP HEAVY BOTTOM  SLINKY 8-STRING/P02624:.009、.011、.016、.024、.034、.046、.064、.080 ¥3,300+税
●SLINKY 8-STRING/P02625:.010、.013、.017、.030、.042、.054、.064、.074 ¥3,200+税
〈9弦用〉
●SLINKY 9-STRING/P02625:.009、.011、.016、.024、.034、.046、.064、.080、.105 ¥4,500+税
〈12弦用〉
●SLINKY 12-STRING/P02230:.008、.010、.014、.024w、.032、.040、.008、.010、.008、011、.017、.022w ¥2,700+税
〈バリトン・ギター用〉
●SLINKY 6-STRING/P02839:.013、.018p、.030、.044、.056、.072 ¥2,400+税
〈6弦ベース・ギター用〉
●SLINKY 6-STRING/P02837:.020、.030、.042、.054、.074、.090 ¥3,300+税

SLINKY COBALT

高崎 晃が認めた新時代の弦

高崎 晃愛用のコバルト弦だ。このモデルは、鉄とコバルトを独自の技術で配合して開発したというマグネティック合金を採用。従来のニッケル合金よりも高い磁性体を獲得したことで、ピックアップの磁力と相互作用するという、最先端の弦といえる。
まず、弦の色が違う! これが、コバルトかと思いつつ弾いてみると、レギュラー・モデルよりも柔らかめの印象で弾きやすい。テンションもちょうどよく、チョーキングやヴィブラートが思い通りにかかってくれる。かなりロー・エンドが出てくれてブライトなのも特徴で、パワー感がいちだんアップしている。

〈6弦用〉
●SKINNY TOP HEAVY BOTTOM SLINKY COBALT/P02715:.010、.013、.017、.030、.042、.052 ¥3,400+税
●POWER SLINKY COBALT/P02720:.011、.014、.018p、.028、.038、.048 ¥3,200+税
●REGULAR SLINKY COBALT/P02721:.010、.013、.017、.026、.036、.046 ¥3,200+税
●HYBRID SLINKY COBALT/P02722(写真):.009、.011、.016、.026、.036、.046 ¥3,200+税
●SUPER SLINKY COBALT/P02723:.009、.011、.016、.024、.032、.042 ¥3,200+税
●EXTRA SLINKY COBALT/P02725:.008、.011、.014、.022、.030、.038 ¥3,200+税
●NOT EVEN SLINKY COBALT/P02726:.012、.016、.024p、.032、.044、.056 ¥3,500+税
●BEEFY SLINKY COBALT/P02727:.011、.015、.022p、.030、.042、.054 ¥3,500+税
〈7弦用〉
●REGULAR SLINKY  COBALT 7-STRING/P02728:.010、.013、.017、.026、.036、.046、.056 ¥3,600+税
●POWER SLINKY  COBALT 7-STRING/P02729:.011、.014、.018、.028、.038、.048、.058 ¥3,600+税
●SKINNY TOP HEAVY BOTTOM SLINKY COBALT 7-STRING/P02730:.010、.013、.017、.030、.042、.052、.062 ¥4.300+税

SLINKY M-STEEL

あらゆる可能性を詰め込んだモデル

上で紹介しているページのコバルト・モデルをさらに進化させたのが、このM-STEELだろう。
ワウンド弦の芯線には、業界初となる強靭な素材を採用し、巻線にはコバルト含有率を60%まで高めたスーパー・コバルト・ワイアーを使用。さらに、プレーン弦には、最大の強度を実現させた特別仕様の高硬度スティールを採用し、独自の機能を装備することで、より安定したチューニングと弦切れを最小限に抑える設計となってるとのこと。そのトーンは、コバルトでもう少し欲しいと思った倍音成分をプラスし、レギュラー・モデルのいい部分も補ってくれている。

〈6弦用〉
●SKINNY TOP HEAVY BOTTOM SLINKY M-STEEL/P02915:.010、.013、.017、.030、.042、.052 ¥4,200+税
●POWER SLINKY M-STEEL/P02920:.011、.014、.018p、.028、.038、.048 ¥3,800+税
●REGULAR SLINKY M-STEEL/P02921:.010、.013、.017、.026、.036、.046 ¥3,800+税
●HYBRID SLINKY M-STEEL/P02922(写真):.009、.011、.016、.026、.036、.046 ¥3,800+税
●SUPER SLINKY M-STEEL/P02923:.009、.011、.016、.024w、.032、.042 ¥3,800+税

PARADIGM SLINKY

アーニーボール史上、最強の弦

もう新しい素材の弦はないだろうと思いきや、2017年にアーニーボールが発表したのが、このパラダイムだ。なんと、アーニーボール史上、最強の強度を誇り、サビにくく切れにくいというモデルで、発売当初は90日間保証という度胸のある設定で話題を呼んでいた。
弾いてみると、レギュラー・モデルより生音が大きくなったと感じられる。じっさいに音を出してみると、コバルトやM-STEELとは違う低音の押し出し感があり、中高域のヌケもいい。弾き心地は、レギュラー・モデルとの違いがわからないくらいナチュラルなので、かなり重宝できる弦だ。

〈6弦用〉
●SKINNY TOP HEAVY BOTTOM SLINKY PARADIGM/P02015:.010、.013、.017、.030、.042、.052 ¥4,500+税
●POWER SLINKY PARADIGM/P02020:.011、.014、.018p、.028、.038、.048 ¥4,500+税
●REGULAR SLINKY PARADIGM/P02021:.010、.013、.017、.026、.036、.046 ¥4,500+税
●HYBRID SLINKY PARADIGM/P02022(写真):.009、.011、.016、.026、.036、.046 ¥4,500+税
●SUPER SLINKY PARADIGM/P02023:.009、.011、.016、.024w、.032、.042 ¥4,500+税
●NOT EVEN SLINKY PARADIGM/P02026:.012、.016、.024p、.032、.044、.056 ¥4,500+税
●BEEFY SLINKY PARADIGM/P02027:.011、.015、.022p、.030、.042、.054 ¥4,500+税
〈7弦用〉
●REGULAR SLINKY PARADIGM 7-STRING/P02028:.010、.013、.017、.026、.036、.046、.056 ¥5,000+税
●SKINNY TOP HEAVY BOTTOM SLINKY PARADIGM 7-STRING/P02030:.010、.013、.017、.030、.042、.052、.062 ¥5,000+税

SLINKY RPS NICKEL WOUND

ボールエンドを強化して、チューニングの安定感を増す

こちらもチューニングの安定性を大幅に増したモデルだ。プレーン弦のボールエンド部分をブロンズ・ワイヤーで補強したツイスト・ロック構造を採用することで、ボールエンド部分での巻きのゆるみなどが解消されているという。そのため、チョーキングやハードなアーミングをした際のチューニングの安定性が向上しているのが特徴(ロック式だとポール・エンドを切ってしまうので意味はない!?)。
その他の仕様は、基本的にスタンダードなスリンキーと同じなので音質などに変化はないが、チョーキングする時にチューニングがフラットしてしまう方にオススメ。

〈6弦用〉
●HYBRID SLINKY RPS/P02022(写真):.009、.011、.016、.026、.036、.046 ¥2,000+税
●EXTRA SLINKY RPS/P02238:.008、.011、.014、.022w、.030、.038 ¥2,000+税
●SUPER SLINKY RPS/P02239:.009、.011、.016、.024w、.032、.042 ¥2,000+税
●REGULAR SLINKY RPS/P02240:.010、.013、.017、.026、.036、.046 ¥2,000+税
●POWER SLINKY RPS/P02242:.011、.014、.018p、.028、.038、.048 ¥2,000+税

SLINKY CLASSIC

ヴィンテージ・トーンを再現してくれるモデル

ワウンド弦にピュア・ニッケル・メッキ・スティール・ワイヤーという巻線を採用したモデルだ。
これは、60年台にアーニーボール社が初めて発売した弦と同じ仕様ということで、あの当時のトーンが出るのかという期待とともに試奏してみよう。弾いてみると、まずテンションが硬めの印象を受ける。トーンは、低域がマイルドに鳴ってくれて暖かみのあるサウンドだ。クリーン・サウンドにして弾いてみると、その低域の感じがよくわかる。グラフ上、トーン・キャラクターを「太い」のほうに表記しているが、コバルトやM-STEELの太さとは違い、中域が特徴だろう。

〈6弦用〉
●POWER SLINKY CLASSIC ROCK N ROLL/P02250:.011、.014、.018p、.028、.038、.048 ¥2,100+税
●REGULAR SLINKY CLASSIC ROCK N ROLL/P02251:.010、.013、.017、.026、.036、.046 ¥2,100+税
●HYBRID SLINKY CLASSIC ROCK N ROLL/P02252(写真):.009、.011、.016、.026、.036、.046 ¥2,100+税
●SUPER SLINKY CLASSIC ROCK N ROLL/P02253:.009、.011、.016、.024w、.032、.042 ¥2,100+税
●EXTRA SLINKY CLASSIC ROCK N ROLL/P02255:.008、.011、.014、.022w、.030、.038 ¥2,100+税

SLINKY RPS COATED TITANIUM

弾き心地に違和感がないコーティング弦

すでにおなじみとなったアーニーボールのコーティング弦は、ワウンド弦の巻き線にエナメルによるコーティングを施したワイヤーを巻きつける仕様だ。
完成された弦にコーティングしているわけではないため、コーティング弦独特の違和感は感じられない。コーティングはしてないものの、プレーン弦もチタニウムによるレインフォースド・テクノロジーを採用することで、弦が切れにくくなっている仕様だ。多少、レギュラー・モデルのグラフとは異なっているが、張り替えても他のメーカーのコーテッド弦ほどの違和感はなく弾けるのが特徴だろう。

〈6弦用〉
●SKINNY TOP HEAVY BOTTOM SLINKY TITANIUM COATED RPS/P03115:.010、.013、.017、.030、.042、.052 ¥3,600+税
●POWER SLINKY TITANIUM RPS COATED /P03120:.011、.014、.018p、.028、.038、.048 ¥3,300+税
●REGULAR SLINKY TITANIUM RPS COATED/P03121:.010、.013、.017、.026、.036、.046 ¥3,300+税
●HYBRID SLINKY TITANIUM RPS COATED/P03122(写真):.009、.011、.016、.026、.036、.046 ¥3,300+税
●SUPER SLINKY TITANIUM RPS COATED/P03123:.009、.011、.016、.024w、.032、.042 ¥3,300+税
●EXTRA SLINKY TITANIUM RPS COATED/P03125:.008、.011、.014、.022w、.030、.038 ¥3,300+税
●NOT EVEN SLINKY TITANIUM RPS COATED/P03126:.012、.016、.024p、.032、.044、.056 ¥3,500+税
●BEEFY SLINKY TITANIUM RPS COATED/P03127:.011、.015、.022p、.030、.042、.054 ¥3,500+税

SLINKY STAINLESS STEEL

ステンレスを採用し、きらびやかなトーンを実現

ワウンド弦に、サビに強く耐久性に優れたステンレス・スティール・ワイアーを採用し、長寿命がウリのモデルとのこと。張ってる時点で、弦の触り心地が他のモデルとは一味違い、ザラっとしていて独特な感触だ。
気のせいか、同じゲージなのに、ワウンド弦がやや細めに感じるのもおもしろく、テンションは柔らかめに感じられた。トーンは、高域のヌケがよくシャープだ。カラっとしたアメリカン・ハード・ロックに合いそうなトーンで、カッティングなどでも引き立ててくれそうな音質を持っている。80’sなメタルにも合いそうなキャラクターだ。

〈6弦用〉
●POWER SLINKY STAINLESS STEEL/P02245:.011、.014、.018p、.028、.038、.048 ¥1,800+税
●REGULAR SLINKY STAINLESS STEEL/P02246:.010、.013、.017、.026、.036、.046 ¥1,800+税
●HYBRID SLINKY STAINLESS STEEL/P02247(写真):.009、.011、.016、.026、.036、.046 ¥1,800+税
●SUPER SLINKY STAINLESS STEEL/P02248:.009、.011、.016、.024、.032、.042 ¥1,800+税
●EXTRA SLINKY STAINLESS STEEL/P02249:.008、.011、.014、.022w、.030、.038 ¥1,800+税

プロ・ギタリスト & ベーシストの証言
ルーク篁(CANTA)

 

使用弦:SLINKY NICKEL WOUNDのPOWER SLINKY(11-48)※1音下げ時
◎気に入っているのは、何と言ってもブライトなトーン! 昔はハデすぎると思って敬遠していたが、この明るさはやはり魅力だ。
弦の交換は、ツアー中はステージごとに行なっている。ふだんは見た目が汚くなってきたら行ない、レコーディング中はブライトさが消えてきたら行なっている。

和嶋慎治(人間椅子)

 

使用弦SLINKY NICKEL WOUNDのHYBRID SLINKY(09-46)※レギュラー・チューニング時/
SLINKY NICKEL WOUNDのSKINNY TOP HEAVY BOTTOM SLINKY(10-52)※ダウン・チューニング時
◎テンションが弱めでチョーキングがしやすいこと、そしてブリリアントで、いい意味で暴れ感のあるサウンドで気に入っています。けっこう寿命が短いので、レコーディング時は毎日、ライヴの際はステージごとに張り替えています。

Shu(TSP)

使用弦SLINKY M-STEEL、またはSLINKY NICKEL WOUNDのTOP HEAVY BOTTOMで、ゲージはどちらも10-52
◎ずっとM-STEELの低域が締まっていてレンジの広いトーンが好きで使っていたんだけど、最近、レギュラー・モデルも使ったら、そのトーンも捨てがたくなりました。なので、ライヴではレギュラー・モデル、レコーディングではM-STEELと使い分けています。

MASAKI(CANTA、他)

 

使用弦SLINKY NICKEL WOUND BASSのEXTRA SLINKY(40-95)※レギュラー・チューニング時/
SLINKY NICKEL WOUND BASSのREGULAR SLINKY(50-105)※1音下げ時
◎張った時のブライト感、チョーキングやヴィブラートを掛けやすい柔らかめのテンションが気に入ってます。速弾きやタッピングなど自分のスタイルを表現するのにもっとも適した弦です! 弦はライヴごとに変えてます。


山下昌良(ラウドネス)の証言
「ブライトでハリのあるトーンが好きなんだ」

 

▲写真:JOHN CHEESEBURGER

弦は、レスポンスがいいトーンを出してくれるのが好き。ピッキングした瞬間にコーンとヌケてくれる音だね。ヴィジェを使うようになってからは、ずっとアーニーボール弦を愛用してる。その中でも、コバルトは、僕の理想どおりの音をそのままの感じで出してくれるんだ。
細かいニュアンスを出してくれることはもちろん、ブライトでハイのガリっとした部分をしっかり出してくれる。ピッキングの強弱をフラットにしてくれる弦もあるけど、僕はそっちのタイプより、コバルトのように細かいニュアンスを伝えてくれる弦のほうが好きなんだよね。耐久性もいいし、レコーディングでは全曲通して、弦交換をしないで弾いたこともあるぐらいだよ。メタルって4弦を使うことが多いから、すぐに寿命がくるんだけど、コバルトは持つ。アマチュアのベーシストだと、なかなかベース弦は高価だしライヴごとに交換するのを躊躇しがちだけど、コバルトなら耐久性もあるしオススメできるよね。

試奏レポート〜ベース弦 編

SLINKY NICKEL WOUND BASS

ベース弦の定番となるレギュラー・モデル

アーニーボールのベース弦の中で、もっともオーソドックスなモデルが、このレギュラー・スリンキーだ。今回は、山下昌良が使用しているゲージ(50/70/85/105)と同じもので試奏してみよう。
グラフでは、全編フラットになっているが、このモデルを基準にして他のモデルを試奏していくために、こうしてみた。触り心地も、そのトーンも安心できるモデルで、やはり、このモデルこそベース弦の定番だろう。

〈4弦用〉
●POWER SLINKY BASS/P02831:.055、.075、.090、.110 ¥6,200+税
●REGULAR SLINKY BASS/P02832(写真):.050、.070、.085、.105 ¥6,200+税
●HYBRID SLINKY BASS/P02833:.045、.065、.085、.105 ¥6,200+税
●SUPER SLINKY BASS/P02834:.045、.065、.080、.100 ¥6,200+税
●EXTRA SLINKY BASS/P02835:.040、.060、.070、.095 ¥6,200+税
●BEEFY SLINKY BASS/P02840:.065、.080、.100、.130 ¥6,800+税

〈5弦用〉
●POWER SLINKY 5-STRING BASS/P02821:.050、.070、.085、.105、.135 ¥8,000+税
●SUPER SLINKY 5-STRING BASS/P02824:.040、.060、.075、.095、.125 ¥8,000+税
●REGULAR SLINKY 5-STRING BASS/P02836:.045、.065、.080、.100、.130 ¥8,000+税
〈6弦用〉
●SLINKY LONG SCALE 6-STRING BASS/P02838:.032、.045、.065、.080、.100、.130 ¥9,000+税
〈スーパー・ロング・スケール用〉
●SUPER LONG SCALE SLINKY BASS/P02849:.045、.065、.085、.105 ¥6,900+税
●SUPER LONG SCALE SLINKY BASS 5/P02850:.045、.065、.085、.105、.130 ¥8,800+税
〈ショート・スケール用〉
●REGULAR SLINKY BASS SHORT SCALE/P02852:.045、.065、.085、.105 ¥6,200+税
●SUPER  SLINKY BASS SHORT SCALE/P02854:.040、.060、.080、.100 ¥6,200+税

SLINKY COBALT BASS

山下昌良愛用のコバルト・モデル

山下昌良愛用のコバルト弦だ。弾いてみると、上で紹介したレギュラー・モデルよりもミッドの押し出し感をすぐに感じることができる。低音も増しており、弾いた瞬間に“お〜、違う弦だ!”とわかるのだ。
低域の押し出し感だけではなく、ハイもしっかり出ていて、音量感が一段アップしている。音ヌケもよく、もしかしたらコバルトならではの特性はギターよりベースのほうがわかるかもしれない。

〈4弦用〉
●POWER SLINKY COBALT BASS/P02731:.055、.075、.090、.110 ¥9,200+税
●REGULAR SLINKY COBALT BASS/P02732(写真):.050、.070、.085、.105 ¥9,200+税
●HYBRID SLINKY COBALT BASS/P02733:.045、.065、.085、.105 ¥9,200+税
●SUPER SLINKY COBALT BASS/P02734:.045、.065、.080、.100 ¥9,200+税
●EXTRA SLINKY COBALT BASS/P02735:.040、.060、.070、.095 ¥9,200+税
〈5弦用〉
●SLINKY COBALT BASS 5/P02736:.045、.065、.080、.100、.130 ¥12,000+税

SLINKY COATED BASS

ロングライフと高強度を実現したコーティング弦

ベース弦は高い! そのためアマチュアにはギターのように早いサイクルで交換するのが難しくなってしまう。そういうベーシストのためにロング・ライフを実現したのが、こちらのコーテッド弦。エナメル・コーティングを施すことで、サビや腐食に強いだけではなく強度も増してるという。
音もレギュラー・モデルに近く、フィンガリング時の違和感も感じられない。音量がアップして聴こえるのは気のせいか!?

〈4弦用〉
●REGULAR SLINKY COATED BASS/P03832(写真):.050、.070、.085、.105 ¥8,500+税
●HYBRID SLINKY COATED BASS/P03833:.045、.065、.085、.105 ¥8,500+税
●SUPER SLINKY COATED BASS/P03834:.045、.065、.080、.100 ¥8,500+税
〈5弦用〉
●SLINKY COATED BASS 5/P3836:.045、.060、.080、.100、.130 ¥10,500+税

SLINKY STAINLESS STEEL BASS